アフガン戦争の機密文書をビットコインに保存|オーディナルズを活用

ビットコイン(BTC) 仮想通貨
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Eiji M.
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監修
仮想通貨ジャーナリスト
Naoki Saito
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ウィキリークスは6日、アフガニスタン戦争に関する機密文書をビットコイン(BTC)ブロックチェーンに永久保存するプロジェクトを発表した

プロジェクト・スパルタクスと名付けられた取り組みでは、暗号資産(仮想通貨)ビットコインのブロックチェーンに7万6911件の文書データを記録する。

オーディナルプロトコルを活用し、検閲や消失のリスクから重要な記録を守る。

歴史的な告発文書の永続的保管へ


2010年にジュリアン・アサンジ氏が公開したアフガン戦争文書は、2004年から2010年の米軍の軍事作戦の詳細を明らかにした。

民間人の死傷者数や問題視された尋問手法など、戦争の問題点を包み隠さず記録している。

アサンジ氏の兄弟でアサンジ・キャンペーン代表のガブリエル・シプトン氏は「この情報は永遠に残されるべき」と語る。

ブロックチェーンによる分散型保存の意義


従来型のデジタル保存は中央集権的なサーバーに依存する。一方で、ビットコインの分散型ネットワークは世界中の数千のノードにデータを分散させ、改ざんや削除を事実上不可能にする。

12月12日から始まる記録作業は、ProjectSpartacus.orgで無料で実施される。その後OrdinalsBot社の取引所Trioでも継続される。データ量が膨大なため、複数のビットコインブロックにまたがる見込みだ。

ビットコインとウィキリークスの深い結びつき


ビットコインは主要な決済事業者がウィキリークスへのサービス提供を拒否した際、重要な支援手段となった。BTC寄付により組織の活動継続が可能となり、分散型システムの強靭性が実証された。

OrdinalsBot社創業者のトビー・ルイス氏は本プロジェクトを「永遠に象徴的な」取り組みと評価する。ただし数万件規模の記録には技術的な課題もあると指摘する。

シプトン氏は「国家レベルの攻撃に耐え、情報公開を継続する能力こそがビットコインの強み」と述べた。本プロジェクトはビットコインの本来の目的を再確認する機会となる。

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