HyperliquidのHYPEでステーキング開始|時価総額トップ20に

レイヤー1ブロックチェーンであり、分散型取引所(DEX)として知られるHyperLiquidは、HYPEトークンの保有者向けにネイティブステーキングが開始されたと発表した。
Hyper Foundationは、Xへの投稿で、「ステーキングは、HYPEのステーカーコミュニティがネットワークのセキュリティを共同で確保できるようになるため、Hyperliquidにとって重要なマイルストーンだ」と述べている。
ステーキング開始の背景と仕組み
今回のステーキング導入によりHYPE保有者がネットワークのセキュリティ強化に直接かかわることが可能になる。ステーカーは、どのバリデーターにトークンをステークするかを選択でき、ネットワークのセキュリティを確保する代わりに報酬を受け取る。
開始時に、HyperLiquidは3億トークン(84億ドル)をステークし、最初の1時間でさらに700万トークンがユーザーによって追加された。
一般的なプルーフ・オブ・ステーク(PoS)型ネットワークと同様に、バリデーター(検証者)は自分にステークされたHYPEの量に比例してブロック提案を行う。
Hyper Foundationによると、バリデーターになるには最低でも10,000HYPEの自己ステークが必要で、手数料は1%を超えて引き上げられない。
特定のバリデーターにデリゲート(委任)する際は1日間のロックアップを要し、ステーキングアカウントからトークンを引き出すには7日かかる。
ステーキング導入でHYPEの時価総額が急上昇
ステーキング導入はHYPEトークンの発行からちょうど1か月後のタイミングにあたる。
ロックアップによる供給制限や報酬を目的とした需要増がHYPE価格上昇を後押しする可能性があるため、市場関係者の関心が高まっている。
HYPEの時価総額は現在92億ドルで、ビットコインキャッシュ(BCH)、ペペコイン(PEPE)、ライトコイン(LTC)を追い抜き、上位20の仮想通貨にランクインした。
このDEXは過去24時間で26億4000万ドルの取引量を記録しており、DefiLlamaは1日あたり100万ドル以上の収益を上げていると報告している。
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