リップル発行RLUSD、XRPL上の供給40倍増|イーサリアム超え

イーサリアム(ETH) リップル(XRP)
暗号資産ライター
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暗号資産(仮想通貨)分析企業のエバーノースは6月30日、リップルが発行するドル建てステーブルコインRLUSDの利用状況に関する分析データを公開した。

XRPL上でのRLUSD供給量が急増

エバーノースの報告によると、XRP Ledger(XRPL)上におけるRLUSDの供給量が急速に拡大している。

2024年末時点で約2000万ドルだった供給量は、2026年6月下旬には約8億ドルへと約40倍に増加した。この急激な成長の過程で、RLUSDはXRPL上で最も取引される資産の一つとなった。

オンチェーン取引におけるRLUSDのシェアは、ローンチ時の1%未満から約12%に上昇した。

RLUSDとXRPの取引ペアだけでも、過去半年間で約9億ドルの取引量を記録している。

同時に、イーサリアム(ETH)上での供給量を上回るという重要な節目も迎えた。

6月下旬のデータでは、XRPL上のRLUSDが約8億1000万ドルに達した。一方でイーサリアム上は約7億9500万ドルにとどまっている。

総供給量に占めるXRPLの割合は、4月の約17%から約51%へと急伸した。

実需の拡大とXRPへの波及効果

分析データの中で特に注目されるのは、純粋な取引所での売買を除く直接決済での利用が劇的に増加している点だ。

XRPL上でのRLUSDによる決済額は、2024年12月に約6800万ドルだった。それが2026年5月には約50億8000万ドルへと約75倍に膨れ上がった。

この数値は、投機的な取引だけでなく、実体経済や機関投資家による実際の利用が進んでいる状況を裏付けている。決済面では、RLUSD関連の活動が月間約100万件のトランザクションを占めるようになった。

また、RLUSDの利用拡大は、ネイティブトークンであるXRPの需要にも直接的な影響を与えている。

XRPL上でRLUSDの送金や決済が行われるたびに、手数料としてXRPが消費される。さらに、多くの取引経路でXRPがブリッジ資産として機能している。

エバーノースは、RLUSDの普及がXRPLの有用性を高め、結果としてXRPの役割を強化していると結論づけている。

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