BitGo、新ステーブルコインUSDS発表|大手コインベースに対抗

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暗号資産(仮想通貨)取引所のBitGoは18日、新たな米ドル連動型のステーブルコイン「USDS」のリリースを発表した。

同コインは、「公平性、透明性、市場中立性」を優先し、価値は短期国債、翌日物レポ、現金によって完全に裏付けられているという。

2025年1月の発売を予定しており、同社の公式サイトでウェイトリスト(発売にむけた事前待機)の登録もスタートしている。

コインベースに対抗か?


今回の発表は、大手仮想通貨取引所コインベースが、ラップされたビットコイン(BTC)である「cbBTC」の公開後に行われた。

cbBTCは、ビットコインと1:1で価値が連動しており、イーサリアム(ETH)およびコインベース発のレイヤー2「Base」上で利用可能だ。

関連:コインベース新トークンcbBTC|初日で時価総額1億ドル突破

コインベースによるcbBTCの発行は、BitGoが発行および管理するラップドビットコイン(WBTC)に対抗する動きとしても見られている。

WBTCは、ビットコインと裏付けされたトークンとしては、元祖かつもっとも大きな時価総額を誇っている。

しかしBitGoは8月、WBTCの保管地域および機関の分散化を目指し、仮想通貨起業家のジャスティン・サン氏も関わるビットグローバルと合併したことで広く批判が集まっている。

関連:BitGo、WBTC保管の分散化へ|ジャスティン・サン関与へ批判

巨大なステーブルコイン市場


仮想通貨業界におけるステーブルコイン市場、全体で1700億ドルほどの規模となっている。そのうちほとんどが、テザー社発のUSDT、サークル社発のUSDCで構成されている。

しかしBitGoは、「ステーブルコイン市場は長い間、エコシステムの成長よりも利益を優先するプレーヤーによって支配されてきた」と述べた。

USDSは、「一流の会計事務所」を設置および監査を受けながら資金の透明性や中立性を維持し、競合ステーブルコインとのシェアを競っていくという。

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