マイケル・セイラー氏が予測|MARA、ナスダック100入り間近

マイクロストラテジーのマイケル・セイラー共同創業者兼会長は14日、暗号資産(仮想通貨)マイニング企業MARAホールディングスが次にナスダック100に加わると予想した。
この予測は、MARAホールディングス会長兼CEOのフレッド・シール氏が、マイクロストラテジーのナスダック100採用を祝ったことに対する返信で行われたものだ。
マイクロストラテジーは23日の取引開始前に、正式にナスダック100指数に加わる見込み。
ナスダック100入りを目指すMARAホールディングスの株価動向
シール氏は、「マイクロストラテジーとセイラー氏が、ビットコイン準備資産企業として初めてナスダック100に採用されたことを祝福する」と述べた。
そして、「MARAもそこに到達するために懸命に努力している」と意欲を見せた。MARAホールディングスは、米国証券取引委員会(SEC)への2日の提出書類によると、過去2か月間で約600億円相当のビットコインを購入している。
時価総額で見ると、マイクロストラテジーは9477億円に達し、MARAは732億円だ。両社とも、仮想通貨市場での存在感を高め続けている。15日時点でのMARAの株価は22.73ドルを記録している。

新たにナスダック100に採用される企業があれば、他の企業が除外される必要がある。今回、マイクロストラテジーが加わる一方で、イルミナ、スーパー・マイクロ・コンピュータ、モデルナが除外される。
米国へのビットコイン戦略提言
MARAホールディングスは11月27日、米国に対し、ビットコインおよびマイニング分野での優位性を確保するための迅速な行動を呼びかけた。
同社は「米国の経済および国家安全保障のため、ビットコイン保有で主導的立場を取るべきだ」と主張した。さらに、脱ドル化が進む中、ビットコインは金と同様に重要な資産になると指摘した。
セイラー氏の予測は、仮想通貨関連企業が伝統的な金融市場での影響力を高めていることを示している。
仮想通貨市場が成熟する中、MARAのナスダック100入りは、デジタル資産がメインストリームへ統合される象徴的な出来事となるだろう。
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