ハイパーリキッドがウォール街で注目、時間外取引で活用か

分散型取引所のハイパーリキッド(HYPE)は2日、ウォール街で週末や夜間といった時間外取引を行うプロのトレーダーから強い支持を集めていると報じられた。
伝統的金融と仮想通貨をつなぐ24時間取引
ハイパーリキッドは設立から約3年が経過し、現在は少人数のチームで運営されている。24時間365日稼働し、300以上の無期限先物や現物市場を提供している。
同プラットホームは完全にオンチェーンで構築されており、ユーザーが自身の資産を管理する非中央集権型の仕組みを採用している。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に加え、S&P 500指数や原油などの伝統的な資産も扱っている。多様な資産を単一の場所で取引できる点が大きな特徴だ。
伝統的な金融市場は平日の日中しか開いていないことが多い。そのため、週末に発生する地政学的な出来事や経済ニュースに対応するのが難しいという課題があった。
トレーダーはハイパーリキッドを活用し、市場が閉まっている間のリスク管理や投機的な取引を行っている。
未公開株の合成契約と規制の課題
同プラットフォームのもう一つの特徴は、スペースXなどの未公開企業に関連する合成契約を提供している点だ。これは実際の株式を裏付けとせず、ブロックチェーン上で価格を決定する仕組みを採用している。
トレーダーは株式を保有することなく、企業の価値変動を取引できる。
専門家は、このような未公開企業の無期限先物が新たな価格発見の場として機能していると指摘する。同時に、既存の証券規制の枠組みを逸脱する可能性があるとして、規制当局からの関心も高まっている。
伝統的な金融機関も24時間取引の構築を進めており、市場構造の変化が加速している。
公式には、ハイパーリキッドは米国居住者へのサービス提供を行っていない。利用規約でも、制限された地域からのアクセスやVPNを使用した接続を明確に禁止している。
しかし、本人確認が不要なことや高いレバレッジを求めて、制限地域からアクセスを試みるユーザーも存在するという。