XRPとドージコイン、コインベース発L2「Base」で利用可能に

暗号資産(仮想通貨)取引所大手のコインベースは5日、同社が開発するイーサリアム ETH +6.81%レイヤー2ネットワークのBase上で、リップル(XRP)とドージコイン(DOGE)のラップトークンを発行した。
今回発行されたXRPとDOGEのラップトークンは、それぞれcbXRPとcbDOGEで表記されている。
また同社は、詐欺対策として、cbXRPとcbDOGEの正式なBase上のコントラクトアドレスを公開している。
cbXRPとcbDOGEの発行開始
cbXRPとcbDOGEはそれぞれ、コインベースが保管するXRPとDOGEによって1対1で裏付けされている。
この仕組みにより、従来はイーサリアム系の分散型金融(DeFi)プロトコルにアクセスできなかったXRPとドージコインが、クロスチェーンの相互運用性を獲得することになる。
初日の利用状況を見ると、ユーザーは230万枚のcbXRP(約7億1500万円相当)と1040万枚のcbDOGE(約2億7200万円相当)をmintした。
Baseエコシステムの拡大戦略
今回の発行は、コインベースが2024年9月に開始したcbBTCの成功を受けたものだ。cbBTCは発行以来、時価総額47億ドル(約6724億円)に到達している。
コインベースは今後、ライトコイン(LTC)とカルダノ(ADA)のラップトークンであるcbLTCとcbADAも発行する計画を明らかにしている。
Baseのパーミッションレス・インフラストラクチャにより、これらの資産は従来のブロックチェーンでは利用できなかったDeFiプロトコルへのアクセスが可能になる。
また同社は最近、ソラナ(SOL)、XRP、ADAの先物取引も拡大しており、多様な資産を生態系に統合する包括的な戦略を進めている。
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