トランプ氏、ビットコインスニーカー販売|仮想通貨決済に対応

ドナルド・トランプ米大統領候補は7月31日、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)をモチーフとしたスニーカーの販売を開始した。
1000足限定のハイカットモデル(1足499ドル)は、販売スタートから2時間で完売したという。
その他にも、オレンジのローカットモデル(1足299ドル)、黒のハイカットモデル(1足299ドル)なども販売されている。購入は、ビットコインやアルトコインの決済に対応している。
選挙資金の調達を行うトランプ氏
今回の同氏の動きは、米国の大統領選挙活動の資金調達の一環で行われた。
同氏は7月末、テネシー州ナッシュビルで開催されたビットコイン会議2024で30億円以上の資金調達を行った。また以前から、仮想通貨での寄付も受け入れており、ビットコイン会議までに約6億円以上の資金を集めている。
同氏の選挙資金は、すでに総額300億円以上集まっているという。
仮想通貨へ前向きな姿勢
同氏は大統領時代、「ビットコインは詐欺である」などと公言しており、仮想通貨へ懐疑的な姿勢を見せていた。また、仮想通貨が違法行為(麻薬取引など)に使用されることへ懸念を示していた。
しかし近年は、同氏モチーフとした非代替性トークン(NFT)の販売や「米国をビットコイン超大国にする」といった発言が見られる。
具体的には、米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長を解雇や米国が保有するビットコインを国の備蓄に充てる計画などがある。
トランプ氏、ビットコイン会議登壇|米国をビットコイン超大国に
そのため、米大統領として当選後は、仮想通貨への規制の進行や市場への資金流入などが期待されている。
ビットコイン価格は7月末、7万ドルまで上昇した。しかし、執筆時点では、6万3000ドル付近まで下落している。
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