トランプ氏、ビットコイン会議登壇|米国をビットコイン超大国に
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私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。ドナルド・トランプ米大統領候補は28日、米テネシー州ナッシュビルで開催された「ビットコインカン・ファレンス(別名:ビットコイン会議)2024」に登壇した。
そこで同氏は、米国が暗号資産(仮想通貨)の首都および世界のビットコイン超大国になるための計画を発表した。
また、計画が成功すれば、ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨はかつてないほどの急騰を見せるという。
JUST IN: Crowd goes absolutely nuts after Donald Trump vows to fire SEC Chairman Gary Gensler during the Bitcoin Conference in Nashville, Tennessee.
Trump was clearly taken aback at the crowd's reaction when he made the announcement.
"On day one, I will fire Gary Gensler and… pic.twitter.com/0CyOMaY6FY
— Collin Rugg (@CollinRugg) July 27, 2024
米国がトップになることを目指す
同氏は、米国が仮想通貨の技術を受け入れなければ、中国や他の国々が支配し、テクノロジーや人工知能(AI)などのあらゆる分野でトップに立つのは難しくなるという。
具体的には、以下のような計画を発表した。
- 仮想通貨への規制を行う米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長を解雇する
- 米国が保有する21万BTC(総供給量の約1%)は売却せず、国の備蓄に充てる
- 中央銀行デジタル通貨(CBDC)の開発を中止する
- ステーブルコインの開発も促進し、米ドルの優位性を高める
- ビットコインのマイニング(採掘)事業の支援も継続する
同氏は、これらの計画によって、米国をビットコイン超大国にすることを目指す。
7万ドルに近づくビットコイン
ビットコインの価格は、会議終了後から乱高下を見せながら、7万ドル付近まで上昇している。
また、仮想通貨全体の時価総額においても、過去24時間で+1.8%の上昇を見せた。
ビットコインに次いで時価総額が高いイーサリアム(ETH)は23日、現物上場投資信託(ETF)の取引がスタートした。取引開始初日は、流入額は1億600万ドル(約160億円)、累計取引高は10億ドル(約1500億円)を記録したという。
ビットコインETFは、承認後から執筆時点までに170億ドル以上の純流入があるため、イーサリアムETFも同様の結果となることが期待されている。
イーサリアム現物ETFが取引開始|初日の純流入額は160億円超