SBI・ソニーが100億円投資|スターテイルがWEB3開発を加速

Startale Group(スターテイル・グループ)は25日、総額6,300万ドル(約100億1,700万円)の資金調達を完了した。
資金調達は、SBIグループやソニーイノベーションファンドなどからの資金提供で構成されている。
SBIとソニーが大規模な資金提供
SBIグループからは5,000万ドル(約79億5,000万円)、ソニーイノベーションファンドからは1,300万ドル(約20億6,700万円)を獲得している。
調達した資金は、暗号資産(仮想通貨)の基盤となるイーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワーク開発などに充てられる予定だ。また、ステーブルコインの発行やトークン化証券のインフラ整備も加速させる。
スターテイル・グループはシンガポールに拠点を置き、日本市場を中心にWeb3インフラを幅広く展開中。
同社は過去にも、日本の大手企業と戦略的な提携を結んできた。2025年8月にはSBIグループと合弁会社を設立し、新たな金融商品の開発に取り組んでいる。
また、ソニーと共同開発したネットワーク「Soneium(ソニューム)」は、5億回以上の取引を記録。さらに、540万以上のアクティブウォレットと250を超える分散型アプリが稼働しており、急速な成長を遂げている。
金融とエンターテインメントの融合へ
スターテイル・グループは、新たに獲得した資金を活用し、機関投資家向けの現実資産(RWA)取引プラットフォーム「Strium(ストリウム)」の機能を拡充する。
同時に、日本円ステーブルコイン「JPYSC」や米ドルステーブルコイン「USDSC」の普及も推進。
これらのステーブルコインには、ブロックチェーン上での配当機能などが追加される予定だ。さらに、自社のアプリを資産管理や決済がシームレスに行えるスーパーアプリに進化させる計画もある。
SBIグループは8,000万人以上の顧客基盤を持っており、銀行や証券分野でのデジタル化を加速させる狙いだ。
日本株のトークン化など、既存の金融システムをブロックチェーン上に移行させる取り組みを進めている。SBIグループの北尾吉孝代表は、デジタル金融における競争力強化の重要性を強調した。
一方、ソニー側はエンターテインメントに特化したブロックチェーンの活用に期待を寄せている。
スターテイル・グループの渡辺創太CEOは、パートナー企業との強力な連携により、アジアにおける金融とエンターテインメントの橋渡しを進める方針だ。