ソラナ(SOL)、10月のアクティブユーザー数が過去最高値更新

ソラナ(SOL)ネットワークはこのほど、10月のアクティブユーザー数が1億2300万を超え、過去最高値を更新したことが分かった。
これは、2024年9月の8630万から42%以上増加していることになる。
また、暗号資産(仮想通貨)SOLの価格は10月、1日の152ドルから31日の175ドルへ約15%ほどの上昇を見せている。
ミームコインとDEXの取引が好調
同ネットワークにおける最近の活動の増加は、ネットワーク上でミームコインや分散型取引所(DEX)の取引の人気が高まっていることが要因とされている。
中でも、ミームコイン発射プロトコルである「Pump.fun」が急成長を見せており、10月の月間収益は3000万ドルを超えている。
同プラットホームは、だれでもわずか数クリックでミームコインの作成および取引ができるサービスだ。2024年1月にローンチされ、250万以上のトークン作成を支援してきた。
同プラットホーム収益は、立ち上げから7ヶ月で1億ドルを超えている。
先日には、同プラットホームの独自トークンの公開とユーザー向けのエアドロップを計画していることも明かした。
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同プラットホーム上で発行されたコインは、一定量の取引量が確保されると、DEXへ流動性が供給される。そのため、ソラナ大手DEX「Raydium」の10月の取引量は、300億ドルを超えている。
大手機関の採用が進むソラナ
このようなエコシステムや取引量が成長していることもあり、大手機関がネイティブトークンSOLを採用する動きが活発に見られている。
投資会社のヴァンエック、21shares、カナリー・キャピタルの3社は、米証券取引委員会(SEC) にSOLの現物上場投資信託(ETF)の上場を申請した。
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また、投資会社ソル・ストラテジーズは、積極的にSOLの購入を進めており、同社のSOL保有量は13万125.2186枚となっている。
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