ソラナ、過去7日間のDEX取引量33%減少|ステーブル供給増加

ソラナ(SOL)ブロックチェーン基盤の分散型取引所(DEX)取引量はこのほど、過去7日間で33%減少していることが判明した。
また、イーサリアム(ETH)ブロックチェーンのDEX取引量も、同時期に約46%減少している。
一方、The Open Network(TON)やSui(SUI)のDEX取引量は、同期間にそれぞれ約11%、31%増加している。
イーサリアム取引量を上回る
ソラナブロックチェーンは、7月のDEX取引量がイーサリアム(ETH)を上回った。また、8月上旬には、1日あたりのDEX取引量と永久取引量で過去最高値を記録している。
これは、暗号資産(仮想通貨)のミームコイン活動の活発化が大きな原動力となっていると考えられている。
ただし、あくまでイーサリアム単体の取引量での比較となっている。BaseやArbitrumなどイーサリアムのレイヤー2活動を含めると、イーサリアムが依然としてソラナに対して大きなリードを維持している。
また、DEXの預かり資産額(TVL)においても、イーサリアムが約64億ドル、ソラナが約17億ドルとなっている。
ソラナ、7月のDEX取引量でイーサリアム上回る|ミームが牽引
ステーブルコイン供給量が増加
ソラナ上のステーブルコインの総供給量は、2024年3月1日以降に46%増加し、執筆時点の時価総額は50億ドルを超えている。
ステーブルコインは、法定通貨など価値が安定した資産と連動した仮想通貨となっており、供給量の増加は仮想通貨ブルランをもたらす要因としても考えられている。
サークル社が発行するUSDCは、ネットワーク上のすべてのステーブルコインの約57%を占めている。
また、決済大手PayPalが発行するPYUSDが、ソラナ展開以降時価総額を急増させ、着々とシェアを伸ばしている。
PayPal発ステーブルコインPYUSD、時価総額5億ドル突破へ
最先端の仮想通貨ウォレット






