PayPal発ステーブルコインPYUSD、時価総額5億ドル突破へ

決済大手会社PayPalが発行するステーブルコインPYUSDはこのほど、時価総額5億ドルを突破し、ステーブルコイン市場の中で8番目に大きな暗号資産(仮想通貨)となっている。
同コインの供給量は、過去1ヶ月で2億7000万から5億3500万枚と90%以上の増加を見せた。
これは同コインが5月末、ソラナ(SOL)ブロックチェーン上で利用できるようになったことが理由と考えられている。
1ヶ月で1億3500万枚以上を供給
PYUSDは、ユーザー数世界4億人以上および加盟店数3000万以上を抱える決済大手会社PayPalが公開したステーブルコインとなる。
ドルの価値と連動した仮想通貨となっており、商取引と決済に利用されるデジタル資産を目指している。
ステーブルコイン市場は、執筆時点で時価総額1600億ドルを超えており、テザー社が発行するUSDTがもっとも規模の大きいコインとなっている。
その中で同コインは5月、イーサリアム(ETH)に次いでソラナのブロックチェーンにも供給を開始し、供給量は過去1ヶ月で2億7000万枚(6月26日)から5億3500万枚(執筆時点)まで増加している。
ソラナにおける供給量は、執筆時点で1億3450万枚(25.2%)を占めている。
各所との統合も影響か
また、同コインの成長は、仮想通貨取引所(Crypto.comなど)および分散型取引所(CurveやFraxなど)へ統合されたことも大きな要因として考えられている。
たとえば大手DEXであるCurveでは、同コインと他の仮想通貨を交換したり、同コインと通貨ペアを組んで流動性提供などができる。
同コインの保有がもっとも多い場所は、以下の通りとなっている(イーサリアムのみ)。
- Paxos(PYUSD発行):1億1200万枚
- Crypto.com:1億300万枚
- Defiance Capital:3500万枚
- Bitgo:1480万枚
- Curve:1400万枚
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