ポリゴン、新たな仮想通貨POLの発行スタート|MATICから移行

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イーサリアム(ETH)のスケーリング技術であるポリゴンは4日、ネットワークのアップデートを実行し、MATICトークン(既存)からPOLトークン(新規)への移行を開始させた。

POLトークンは、ポリゴンPoSチェーン含む「Polygon 2.0」上のネイティブトークンとして使用できるようになるという。

従来のMATICトークンは、時価総額が30億ドル(4300億円)を超えており、13番目に大きな規模の暗号資産(仮想通貨)であった。

PoS上のMATICは自動変換

ポリゴン(PoSチェーン)上のMATICユーザー、イーサリアム上のMATICステーカーは、自動でPOLトークンへ移行される。

ただし、イーサリアム、Polygon zkEVM(レイヤー2)、中央集権型取引所(CEX)、ハードウェアウォレット上にMATICを保有するユーザーは、各所の指示に従いながら手動でPOLへ移行する必要がある。

AggLayerの重要資産に

POLトークンは、同プロジェクトが開発する「AggLayer」の重要資産として活用することを目指している。

同プロジェクトは、「Polygon CDK」といわれる仕組みを使用してブロックチェーンの構築ができる開発ツールを提供している。「AggLayer」とは、それらで作られたチェーン同士を集約するシステムだ。

AggLayer上にチェーンを展開することで、Polygon PoS、Polygon CDK(チェーン開発キット)、データ可用性ソリューション、Polygon Nightfall(ロールアップ技術)、Polygon Zero(ゼロ知識ロールアップ)との統合ができる。

年間2%ずつ供給

従来のMATICトークンは、総トークン供給量である100億枚にほぼ達している。そのため、新規発行はほぼ行われていない。

POLトークンでは、今後10年間で年間約2%(2億枚)を発行していく予定だ。

1%はステーキング報酬として、1%はエコシステムの成長に割り当てられる。

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