メタマスク、ビットコインのサポートを追加か|導入は6月を予定
暗号資産(仮想通貨)ウォレットであるメタマスクは23日、ビットコイン(BTC)ブロックチェーンのサポートが追加される予定であるCoinDeskが報じた。
この情報に詳しい関係者らは、同機能は来月中に可能になる可能性があることや、導入当初は機能を制限し時間の経過とともに拡張していく可能性があると述べた。
同機能が実現すれば、ビットコイン上の資産の表示、送受金、アプリケーションの利用などをメタマスクで行うことが可能になる。
月間3000万人のアクティブユーザーを誇る
メタマスクは、もっともダウンロード数が大きい仮想通貨ウォレット。23年8月には過去最高となる2200万ダウンロードを達成した。
執筆時点で、月間3000万人を超えるアクティブユーザーを抱え、約10年間に渡り仮想通貨業界をリードしてきた。
また同サービスは2023年10月、「Snaps」という新しい機能を公開し、ビットコインやソラナなどの非EVM系のブロックチェーン上での使用も可能となった。
しかし、Snapsはあくまで拡張機能であり、非EVM系のブロックチェーンに対応したウォレットとの通信をするだけであった。
今回、同サービスがネイティブにビットコインに対応することで、ユーザーは別ウォレットを作ることなくビットコイン(BTC)の管理が可能となる。
ビットコイン取引量が急増
ビットコインはこのほど、累計トランザクション数が10億件を突破した。
これは、ビットコイン上にトークンやNFTを発行できる仕組みとなるOrdinalsやRunesなど新しい仕組みが誕生したことで、オンチェーン取引量が急増したことが要因と考えられている。
この動きに伴い、ソラナ専用ウォレットとして知られるPhantom、NFTマーケットプレイスMagicEdenが作成したMagicEden Walletなどがビットコインに対応していた。
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