ライトコインで一時チェーン分岐、13ブロックの再編成で解決

ライトコイン(LTC)は26日、ネットワーク上で発生した一時的なチェーン分岐が発生した。
原因は、プライバシー保護機能であるMWEBの無効な取引データだ。古いソフトウェアを実行しているノードが、外部の分散型取引所への不正な資金移動を承認してしまった。
その後、ライトコイン財団は、この問題が解決したと明かしている。
プライバシー機能のバグが悪用される
この問題は、未修正の脆弱性とマイニングプールへのサイバー攻撃が組み合わさって起きた。
攻撃者はシステムの隙を突き、事前に準備したウォレットを使って不正な取引を試みた。当初は大規模なネットワーク攻撃と疑われたが、開発者によってプロトコルの欠陥だと判明した。
分岐の影響は、約3時間にわたって特定のブロック間で続いた。この期間中、異なるブロックチェーンをまたぐ取引で最大75万ドルの被害リスクが推定された。
しかし、メインのライトコインネットワーク上で一般ユーザーの資金が失われることはなかった。
マイニングプールの対応で正常化
事態の収拾には、マイニングプール大手のf2poolが重要な役割を果たした。同社は異常を早期に検知し、正しいルールに従って有効なチェーンでのマイニングを継続した。
その結果、13ブロックの再編成が行われ、無効な取引は取り消されて有効な取引のみが保持された。
この迅速な対応により、手動での介入なしにネットワークは自然に正常化した。決済サービスなどは一時的にライトコインの取り扱いを停止したが、安全が確認された後、24時間以内に運用を再開している。
再発を防ぐため、開発チームは緊急のソフトウェア更新版であるLitecoin Core v0.21.5.4をリリースした。
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