Suiメインネットで障害発生、ブロック生成が停止

スイ(SUI)は28日、ネットワーク障害が発生しブロック生成が停止した。
開発を主導するSui Core(スイ・コア)チームは、問題の解決に向けて積極的に対応している。この期間中、ネットワーク上のトランザクション処理は一時的に停止される可能性がある。
メインネットでブロック生成が停止
スイブロックチェーンの稼働状況を確認できるエクスプローラーのデータによると、協定世界時の午後1時48分頃からトランザクションの処理が止まっている。
スイは、大規模なWeb3アプリケーション向けに設計された高性能なレイヤー1ブロックチェーンだ。その処理速度の高さから、ソラナ(SOL)の対抗馬としても期待されている。
この障害の報道を受け、SUIの価格は約8%下落した。この下落は、ビットコイン(BTC)などの主要銘柄が急落したことも影響している。
過去の障害時にもSUI価格は変動しており、技術的な問題が市場に与える影響の大きさが浮き彫りになっている。
スイは過去にもネットワークの停止を経験しており、コミュニティの間でシステムの安定性に対する懸念が広がっている。
過去の障害とコンセンサス層の課題
スイネットワークでは、2026年1月にも約6時間にわたる大規模な停止が発生している。当時の公式報告によると、バリデーターと呼ばれる承認者の間で新しいブロックの合意が形成できなくなる障害が原因だった。
その後、プロトコルのアップデートを通じて安定性の向上が図られ、同様の事態を防ぐ対策が講じられていた。
今回の障害の根本的な原因はまだ正式に公表されていない。しかし、過去の事例や現在の公式ステータスの表現から、再びコンセンサス層に関連する問題が発生した可能性が高いとみられている。
複雑な処理を高速で行う設計が、システムに負荷をかけているとの指摘もある。開発チームは、過去の障害時と同様にユーザーの資金は安全に保たれていると強調している。
秘密鍵やウォレットのセキュリティが脅かされることはなく、資産への直接的な影響は確認されていない。バリデーターの再起動と同期が完了次第、ネットワークの活動は正常に再開される見通しだ。