ソラナL2「Sonic」、TikTokユーザー向けのタップゲーム発売

ソラナ(SOL)のレイヤー2ネットワーク「Sonic」は10日、新たに大手動画視聴アプリTikTokユーザー向けのタップゲーム「Sonic X」を公開した。
TikTokユーザーは、アプリ内で同ゲームを開き、TikTokアカウントを使用してログインおよびゲーム内ポイントを集めることができる。
「Sonic」とは?
Sonicは、ブロックチェーンゲームの開発および稼働に特化されたソラナのレイヤー2ネットワークだ。
ソラナ仮想マシン(SVM)を搭載しており、ソラナとの相互運用環境を提供しながら、高速かつ低コストなゲーム環境を実現する。
2024年6月には、OKX Venturesなどから1200万ドルの資金調達を行い、同プロジェクトの評価額は1億ドルに達した。
現在、「Odyssey(オデッセイ)」という報酬付きテストネットキャンペーンを実施しており、ユーザーは活動に応じて「リング」といわれる報酬を獲得できる。
このリングはポイントのようなもので直接的な報酬とはならないと言われているが、今後何らかの形で報酬として変換される可能性があるという。
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テレグラムの流行をTikTokでも
今回の新たなゲームの発表は、大手メッセンジャーアプリのテレグラム基盤のタップゲームの人気が急増する中で行われた。
テレグラムでは近年、タップしてゲーム内ポイントやコインを獲得できるゲームが急増している。獲得したポイントなどは、将来The Open Network(TON)に発行される暗号資産(仮想通貨)に交換が可能だ。
このような「タップして稼ぐ」モデルが流行し、Notcoin、ハムスターコンバット、Catizenなどのタップゲームが多くのユーザーを獲得している。
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同プロジェクトは「Sonic X」を通じて、テレグラムで発生したタップゲームの流行をTikTok上で再現しようとしている。
最先端の仮想通貨ウォレット






