ポリマーケット、大規模アップグレード発表|新トークン導入へ

仮想通貨
暗号資産ライター
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予測市場プラットフォーム大手のポリマーケット(Polymarket)は6日、取引所システムの大規模アップグレードを実施すると発表した。

取引エンジンの刷新と新トークン導入

今回のアップグレードは、同プラットフォームの立ち上げ以来、最大規模となる。

今後数週間をかけて、リニューアルされた取引エンジンや新しいスマートコントラクトが順次展開される予定だ。

トレードの簡素化やマッチング効率の向上が図られ、ガス代(取引手数料)の削減も期待されている。

また、新たな担保トークンとして「Polymarket USD」が導入される。これは米ドル連動型ステーブルコインのUSDコイン(USDC)に1対1で裏付けられた資産だ。

従来のブリッジ資産から移行して、決済と流動性の管理を強化。暗号資産(仮想通貨)の基盤技術を活用し、より自律的な運用を可能にする。

特にブロックチェーン技術の応用は、予測市場の信頼性を高める重要な要素だ。

今回のアップデートにおいて、一般ユーザーは画面上で一度承認するだけで、移行手続きが自動的に完了する。

一方、APIを利用するトレーダーや自動売買プログラムの運用者は、システムの更新や手動での資産移行が必要になる。

なお、移行に伴うメンテナンス期間中は、未約定の注文がすべて一度キャンセルされ、既存の注文板もリセットされる。

顧客ニーズと規制対応を見据えた動き

システム刷新の背景には、ユーザーからの要望に応える目的がある。

取引の実行速度を上げ、運用コストを削減することで、機関投資家や大口ユーザーの取り込みを目指す。

市場規模が拡大する中で、より効率的で拡張性の高い取引環境の構築が急務となっていた。

同社は3月、ニューヨーク証券取引所の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)から6億ドル(約960億円)の資金調達を実施している。

これは総額20億ドル(約3,200億円)の資金枠組みの一部だ。

この資金を背景に、インフラ強化と米国市場での事業拡大を強力に推進する構えだ。

現在、米商品先物取引委員会(CFTC)は予測市場に対する監視の目を強めている。

インサイダー取引の防止やイベント契約の分類など、規制当局からの要求は厳しさを増している。

ポリマーケットは今回のシステム更新を通じて、コンプライアンスを遵守しつつ、激化する競争の中で優位性を保っていく方針だ。

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