マイクロストラテジー、ビットコイン基盤の「分散型ID」立ち上げか

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ビットコイン使った分散型ID構築を助けるマイクロストラテジー

ビットコイン(BTC)大口保有者としても知られるマイクロストラテジーは1日、ビットコインを基盤とした分散型IDプロトコルを発表した。

「MicroStrategy Orange」と呼ばれる同プロトコルは、分散型IDの発行、保存、呼び出しが実行可能。

ビットコインブロックチェーン上の未使用トランザクション出力(UTXO)に分散型IDに関するデータを保存することで、省エネルギーで高いセキュリティを維持できるという。

同社は、プロジェクトの開始時期は明らかにしなかった。

企業のセキュリティはビットコインより脆弱


同社CEOであるマイケル・セイラー氏は以前、「現時点で企業のセキュリティは、ビットコインに比べて脆弱です。ブロックチェーン上にデータを書き込むことができれば、デジタル署名、登録、文書を書き込むことにつながります。」と述べた。

現に米国では、個人情報の盗難の量は2019年第 2 四半期から 2023年同時期までに60%以上増えたというデータもある。

暗号資産(仮想通貨)を支えるブロックチェーン技術の強度とセキュリティに保護されたデジタル証明の必要性を強調している。

Ordinalsプロトコルを使用した記録


「MicroStrategy Orange」は、ビットコインOrdinalsを利用し、情報の公開鍵と秘密鍵を記録する。

Ordinalsは、ビットコイン(BTC)の最小単位とされるSatoshiに情報を刻印することができる技術。これによって発行されたBRC-20トークンの時価総額は、執筆時点で4000億円を超える市場規模となっている。

「MicroStrategy Orange」は、Ordinalsの改良されたアプローチを使用し、分散型IDの発行から呼び出しまで実行する。

ソーシャルメディアのユーザー、テキストメッセージ、大学の学位、医療記録まで認証できるという。

今後は、同プロトコルへ独自のアプリケーションやシステムを統合することや、認証済みのユーザーに対して「オレンジ チェック」を表示できるようになると付け加えた。

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