メタプラネットがBTC大量取得で世界8位|1万1,111BTC保有へ

東証スタンダード上場のメタプラネットは23日、ビットコイン(BTC)を新たに1,111枚購入した。
平均取得価格は1BTCあたり約10万5,500ドル、取得総額は約1億1,700万ドルにのぼる。
同社のBTC総保有量はこれにより1万1,111BTCとなり、年内目標の「1万BTC保有」を大幅に上回った。
世界8位、アジア最大のBTC保有企業に
同社は先週も1,112BTCを取得しており、わずか2週間で2,223BTCを積み増したことになる。
現在の市場価格を基準にすると、メタプラネットの保有資産価値は約1,100億ドルに達する。
累積取得額は約612.7億円相当で、企業としての投資規模も際立つ。保有量ベースでは、メタプラネットは世界8位の位置に浮上。
7位のテスラ(1万1,509BTC)との差は400BTC未満で、順位逆転の可能性も出てきている。アジアの上場企業としては最大の保有量を誇る。
地政学リスク下での取得 今後は2万BTC超を目指す
今回の購入タイミングは、米国の中東情勢への軍事介入によってビットコイン価格が一時下落した直後と重なる。
価格は一時9万8,000ドルまで下落後、10万1,000ドルまで回復しており、戦略的な買い場を捉えた可能性がある。
メタプラネットは短期的な相場変動よりも、地政学リスクや法定通貨、新しい仮想通貨の信頼性低下といった背景に対応する手段として、ビットコインを選択している。
2026年までに2万1,000BTCの保有を目指す長期戦略を掲げており、今後も定期的な取得を継続するとしている。
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