NYSE親会社、仮想通貨取引所OKXへ出資|約4兆円評価で

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ニューヨーク証券取引所の親会社であるIntercontinental Exchange(ICE)は5日、暗号資産(仮想通貨)取引所大手のOKXに戦略的投資を行ったことを明かした。

投資額などの詳細な財務条件は明らかにされていないが、この合意の一環としてインターコンチネンタル取引所はOKXの取締役会に議席を持つことになる。

OKXの評価額は250億ドル

今回の投資におけるOKXの評価額は250億ドルに上る。両社はトークン化証券の展開や、伝統的金融とデジタル資産の融合という共通のビジョンを掲げている。

ICEのマイケル・ブラウグルンド戦略的イニシアチブ担当副社長は、将来の競合相手が伝統的な金融機関ではなく、分散型金融プロトコルやスーパーアプリになる可能性を指摘している。

同社は急速に変化する取引環境の中で競争力を維持するため、デジタル資産分野への関与を深めている。

2025年11月には予測市場のポリマーケットに20億ドルを投じており、2026年1月にはトークン化証券向けの独自のブロックチェーン基盤の取引インフラを開発する計画も発表していた。

米国市場における新サービスも

一方のOKXにとって、今回の提携は米国規制の枠組み内で運営されるグローバルな取引拠点への移行を後押しするものとなる。

同社は2025年4月に米国司法省と5億ドルで和解し、米国市場での事業を再開していた。

OKXのハイダー・ラフィーク・コーポレートアフェアーズ担当グローバルマネージングパートナーは、新製品をサポートするために最大2,000人の従業員を米国に移転させる計画を明らかにしている。

この提携により、OKXはICEに仮想通貨のリアルタイムな価格データを提供する。

さらに2026年後半には、OKXのユーザーがニューヨーク証券取引所に上場しているトークン化株式やデリバティブを取引できるようになる予定だ。

両社は機関投資家向けに、米国で規制された仮想通貨先物契約の提供も模索しており、今後の展開が注目されている。

なおICEは、今回のOKXへのマイノリティ出資が2026年の財務結果や資本還元計画に重大な影響を与えることはないと説明している。

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