ビットマイン、イーサリアム保有578万枚に|総供給の4.8%達成

ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは20日、イーサリアムの保有量が578万ETHに達したと発表した。
総供給量の5%保有を目指す戦略
同社は、過去1週間で7,430ETHを追加取得した。暗号資産(仮想通貨)のイーサリアム(ETH)の総保有量は、577万7,468ETHとなっている。
2025年6月末に独自の財務戦略を開始して以来、毎週欠かさず購入を続けている。現在の保有量は、イーサリアムの総供給量である1億2,070万ETHの約4.8%に相当する。
同社は、総供給量の5%を保有するという長期的な目標を掲げている。今回の追加取得で、その目標達成にさらに近づいた形だ。
また、同社の保有資産の総額は115億ドル(約1兆8,630億円)に達している。この金額には仮想通貨のほか、現金や有価証券などが含まれる。
イーサリアムの評価額は1ETHあたり1,879ドル(約30万4,398円)で計算されている。
資産の内訳は多岐にわたる。イーサリアムに加えて、207BTCのビットコイン(BTC)を保有している。
さらに、ビースト・インダストリーズの株式1億8,000万ドル(約291億6,000万円)相当も含まれる。エイトコ・ホールディングスの株式5,800万ドル(約93億9,600万円)相当や、現金なども管理している。
ステーキングの活用と自社株買い
同社は保有するイーサリアムの約85%にあたる、492万ETHをステーキングしている。
この運用方法は、ネットワークの安全確保に貢献しながら報酬を得る仕組みだ。企業単体としては最大規模の参加者となっている。
一方で、過去1週間のイーサリアム購入ペースは意図的に落とされている。ビットマインのトーマス・リー会長は、その理由について自社株買いを実施したためだと説明した。
同社は、550万株の普通株式を買い戻している。この自社株買いは、1株あたり平均15.62ドル(約2,530円)で行われた。
仮想通貨の蓄積だけでなく、株主への利益還元も重視する姿勢を見せている。財務状況を慎重に管理しながら、事業を展開していることがうかがえる。
同社は今後も、イーサリアムを中心とした資産形成を続ける方針だ。リスクの高い株式と大規模な仮想通貨を組み合わせた、独自の戦略を採用している。
市場における企業の存在感は、さらに高まっていくと予想される。また、価格変動リスクを抑えるためにステーブルコインの活用も視野に入れているという。