ドージコイン採掘のZ Squared、逆さ合併でナスダック上場へ

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米国のドージコイン(DOGE)採掘企業Z Squaredは26日、バイオ医薬品企業Coeptis Therapeutics Holdingsとの最終的な合併契約を締結したと発表した。

この取引は逆さ合併として構成されており、Z SquaredはCoeptisの完全子会社となる。合併後、Coeptisは既存のバイオ医薬品事業を分離(スピンオフ)し、新たに「Z Squared, Inc.」として事業を開始する。新会社はナスダック市場への上場を維持する見込みだ。

新会社の事業と規模

統合後の企業は、9,000台のドージコイン専用採掘機(マイニングマシン)を運用する計画である。これにより、世界でも有数のドージコインに特化した上場採掘企業の一つとなる見込みだ。

主な事業は、人気のミームコインであるドージコインと、同じく暗号資産(仮想通貨)であるライトコイン(LTC)の採掘に重点を置く。

合併の背景と目的

今回の合併は、公開市場を活用して資金を調達し、仮想通貨採掘事業の規模拡大や戦略的な機会を追求することを目的としている。このような動きは、仮想通貨投資における新たな潮流となる可能性もある。

今後が期待されるドージコインは時価総額が200億ドル(約2兆8,600億円)を超え、著名人による支持もあり、機関投資家による採掘事業への関心が高まっている状況だ。

経営体制も変更され、現Coeptis CEOのデイブ・メハリック氏は退任し、Z SquaredのCEOであるデイビッド・ハラブ氏が新会社のCEOに就任する。Z SquaredのCOOであるミシェル・バーク氏は留任し、採掘事業の継続性を確保する。

今後の展望と影響

合併手続きの完了は、2025年の第3四半期を見込んでいる。ただし、完了には株主の承認、規制当局の許可、そしてナスダックの上場要件を満たすことが条件となる。

Coeptisのバイオ医薬品資産は別会社として運営され、新たな採掘事業との利益相反を避ける方針だ。この合併は、市場の変動性にもかかわらず、ミームコイン採掘分野に対する機関投資家の関心が高まっていることを示す事例と言えるだろう。

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