ドージコイン、一時高騰|現物ETF申請進展の影響
広告開示
私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。
ドージコイン(DOGE)の価格は15日、前日比で6%の上昇を見せ、本稿執筆時点で0.28ドル付近を推移している。
ドージコインETF申請が高騰を後押しか
ドージコイン価格上昇の背景には、ドージコインETF申請の影響があるとみられる。
米国証券取引委員会(SEC)は14日、米資産運用会社グレースケールのXRPおよびドージコイン現物ETF申請を認め、正式な審査プロセスが開始された。
このプロセスでは、21日間の公開コメント期間が設けられ、市場参加者が提案されたETFについて意見を述べる機会を得る。最終的にはSECが承認、却下、または審査延長の決定を下すことになる。
SECはXRPの証券性を巡りリップル社との法的闘争を続けているが、グレースケールの申請には前向きな姿勢を示した。これにより、XRPとドージコインの現物ETFの実現可能性についての評価が進むこととなる。
XRPとDogecoinのETF承認に対する市場の期待
SECがグレースケールのXRPおよびドージコインの申請を認めた背景には、現政権の影響があると考えられる。以前の政権下では、SECは多くの暗号資産(仮想通貨)関連ETF申請を却下した。
特にSEC前長官ゲイリー・ゲンスラー氏の指導のもと、ソラナのような仮想通貨のETF申請に対しても否定的な態度を取っていた。
しかし、現在は規制のアプローチに変化が見られ、SECの審査が進むことで、仮想通貨ETF市場の開放的な姿勢が期待される。
また、グレースケールは過去にBitcoin TrustをETFに転換するために、SECと法廷で争い、ようやく承認を得た経緯がある。
この点を踏まえると、今回のグレースケールの申請に対するSECの反応が、今後の仮想通貨ETFの承認に大きな影響を与える可能性がある。
グレースケールのXRPおよびドージコインのETF申請の審査は、SECが公開コメント期間を終了後、承認または却下の決定を下すプロセスに入る。
これにより、仮想通貨のETF市場がさらに拡大する可能性が高まる。
【2月15日最新】ドージコイン(DOGE)の価格分析
ドージコイン(DOGE)は、2024年の市場全体の強気相場が価格上昇を後押しした。現在、1DOGE=0.27ドル付近で取引されている。

2023年12月、ドージコインは週足チャートでゴールデンクロスを形成し、長期的な上昇トレンドが確認された。
このゴールデンクロスにより、0.1ドルから0.47ドルに至る5倍近い成長を遂げた。
その後、1月下旬に一時的な大幅下落が見られたが、0.2ドル付近で強い反発を示した。この反発は、サポートゾーンの転換を示唆するものと解釈できる。
0.2ドル付近は2024年上半期の重要な高値であり、再度この水準に近づく場面があれば、サポートとして機能するかが注目される。

日足チャートでは、1月31日にデッドクロスが発生し、短期的な下落トレンドが示唆された。しかし、今週に入り回復の兆しが見え、価格は上昇を続けている。
その一方で、上値の重さが懸念材料となる。100日移動平均線との乖離は縮小しているが、レジスタンスが存在し、特に0.32ドル付近がその水準となると予測される。
価格が0.32ドルを超えることができなければ、再び下落圧力が強まり、レンジ相場が続く可能性が高い。
下方向には、0.20ドルのサポートが存在。ここを日足実体で下回ると、下落が加速する可能性が高いため、警戒が必要だ。
ドージコイン(DOGE)価格のキーポイント
- 0.2ドル付近は重要なサポートエリアとなる可能性が高い
- 0.32ドル付近が上値のレジスタンスとして機能する可能性が大きい
- 0.20ドルのサポートラインが維持されれば、レンジ相場が続く
- 短期的には上昇しつつも、上値が重い展開が予想される
最先端の仮想通貨ウォレット






