仮想通貨投資が26兆円超え、週流入額33億ドルで記録更新
投資調査会社コインシェアーズは5月26日、仮想通貨投資商品が先週33億ドル(約4719億円)の純流入を記録したと発表した。
この結果、年初来の流入総額は過去最高の108億ドルに達し、運用資産総額も史上最高の1875億ドルを記録した。
先週の流入により、6週連続のプラス流入となり、この6週間で105億ドルが流入している。
地域別流入動向と市場センチメント
地域別では米国が主導的な役割を果たしており、直近の報告では6億8100万ドル(約974億円)の流入を記録した。
ドイツが8630万ドル(約123億円)、香港が2440万ドル(約35億円)で続いている。
市場センチメントの改善は、2月から3月にかけて発生した約70億ドル(約1兆1億円)の大幅流出からの完全な回復を示している。
5月の米中貿易関税一時停止などのマクロ経済の好材料が投資家心理を押し上げた。
機関投資家と個人投資家の両方で暗号資産(仮想通貨)への信頼が回復していることが背景にある。
継続的な成長と機関投資家の動向
投資商品への継続的な関心は、5月19日までの週でも7億8500万ドル(約1123億円)の流入を記録するなど、安定した成長パターンを示している。
アナリストによると、コインベースから9700ビットコイン(BTC)以上が引き出されるなど、大口の機関投資家による活動も活発化している。
取引方針の変更後に発生したこれらの大規模な引き出しは、機関投資家の参入増加を示唆するものとして注目されている。
仮想通貨投資商品市場は、従来の金融機関による本格的な参入により、新たな成長段階に入ったと見られる。
このような市場の成長は、投資家が適切な仮想通貨取引所おすすめの情報を求める動きにも繋がるだろう。
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