ビットコイン、クリスマスは低迷続くか|主要仮想通貨相場分析
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私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。ビットコインは11月、ドナルド・トランプ氏が米大統領選挙に勝利して以来、投機的な熱狂により急騰。12月17日は史上最高値の約10.8万ドルを記録した。しかし12月19日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が2025年度における金融緩和ペースの減速を示唆したことを受け、市場全体に急落の動きが広がった。
現在金融市場はクリスマス休暇シーズンに入り、米機関投資家の買いの勢いが弱まっていることから、ビットコインの価格は13%安の9.3~9.4万ドル台で推移している。価格低迷はしばらく続くと見られ、回復はクリスマス明けに期待されている。
【12月23日最新】ビットコイン(BTC)の価格分析
ビットコイン(BTC)は12月22日終了時点で、上昇チャネル下限を完全に下抜け。現在は9.3~9.4万ドル台を推移している。
ビットコインの価格は、11月から形成された上昇チャネルを下抜けしたことで、下降トレンドのサインが点灯。ほぼ同時期に20日移動平均線を下回ったこともあり、上昇の勢いが減退。ビットコインの将来価格はロング目線だが、今後数週間は週足レベルでの調整相場が見込まれる。
一時的に広がった100日移動平均線との乖離を縮めている状況であり、ビットコイン相場ではショート勢に有利な展開が予想される。ただし、100日移動平均線の上に位置しているため、数ヶ月スパンの長期的な目線としては買いが優勢だろう。
4時間足チャートでは、20日移動平均線と100日移動平均線がデッドクロス後、20日移動平均線で価格の反発を続けている。よって、今後数日間は4時間足の20日移動平均線が抵抗として機能する可能性が高い。
現在は9.95万ドル~9.2万ドルのゾーン内で価格が推移中。ここ三日は下落の勢いが強いため、12月6日、12月20日に2回反発した9.2万ドルのサポートラインをもう一度試しにいく展開が予想される。万が一9.2万ドルを下回ってしまうと、次のサポートラインである8.9万ドルまで下落が加速する可能性が高い。
12月23日ビットコイン(BTC)相場のキーポイント
- 上昇チャネルを下抜けたことにより、下落サイン点灯
- 12月23日の予想推移価格は8.9万ドル~9.95万ドル
- 直近安値の9.2万ドルをもう一度試す可能性が高い
- 9.2万ドルを下抜けすると、下落が加速する見込み
【12月23日最新】イーサリアム(ETH)の価格分析
イーサリアム(ETH)は12月17日に記録した4,100ドルから4日間で3,100ドルへ急激な下落。強い反発を見せ3,500ドル程度まで回復したものの、再び下落している。
20日移動平均線は100日移動平均線の上を推移中のため、イーサリアムの将来価格は上目線継続と見てよいだろう。しかし、20日移動平均線は下に傾き始め、価格は100日移動平均線との乖離を縮めており、ここ一週間は売りが強く意識されている。
4時間足チャートでも高値安値を切り下げ、20日移動平均線で価格が抑えられており、イーサリアム相場では上昇シナリオが描きづらいチャートの形をしている。
現在は4時間足高値3,550ドル~直近安値3,090ドル内でチャートを推移中。下落の勢いが強いため、再びサポートゾーンの3,090~3,180ドルを試す可能性が高い。
3,090ドルを下回ってしまうと、取引高が少なく価格が下落しやすいゾーンに突入する。次なるサポートは、100日移動平均線と同価格帯の2,980~3,000ドル付近、または取引高の多かった2,620~2,670ドルだと推測される。
12月23日イーサリアム(ETH)相場のキーポイント
- 数日~数週間かけて下落トレンド継続か
- 12月23日の予想推移価格は3,090ドル~3,550ドル
- サポートゾーンの3,090~3,180ドルまで下落継続する見込み
- 3,090ドルを下抜けると下落が強まる
【12月23日最新】リップル(XRP)の価格分析
リップル(XRP)は2.7ドルをピークに18日から下落し、20日に1.96ドルの安値を記録。この結果新たに出現した三角持ち合いの中で、2.17ドル付近を推移している。
20日移動平均線は100日移動平均線の上に位置しており、長期的には上昇トレンドの最中にいる。ただし、18日終了時点で20日移動平均線を下抜けし、移動平均線が下を傾き始めているため、ショート勢に有利な相場を形成している様子だ。
4時間足チャートでは20日移動平均線、100日移動平均線がデッドクロスを形成。下落サインが点灯したものの、移動平均線の傾きが緩やかであるため、リップルの相場では小康状態が続いている。
ここ三日ほどは上値が重く、4時間足の20日移動平均線で抑えられている様子だ。
予想される価格の推移帯は4時間足高値2.4ドル~三角持ち合いのサポートである2ドル。ショート勢が若干強い相場であるため、今後数日間は、三角持ち合いのサポートラインである2ドル付近まで、緩やかに価格が下落していく展開が予想される。
12月23日リップル(XRP)相場のキーポイント
- 価格は小康状態が予想されるものの、ショート勢が有利か
- 12月23日の予想推移価格は2ドル~2.4ドル
- 今後数日間は緩やかに2ドル程度まで下落する可能性が高い