ビットワイズ、ソラナステーキングETPを欧州で正式ローンチ

ビットワイズは18日、ヨーロッパ市場でソラナ SOL -2.31%のステーキング上場投資信託(ETF)「bSOL」をローンチした。
ビットワイズは、2017年に設立されたアメリカの暗号資産(仮想通貨)運用会社。機関投資家向けに、仮想通貨インデックスファンド、ETFなどの商品を提供している。
bSOLは、他のソラナステーキングETPと比較して、大幅に高い報酬を得られるように設計されたステーキングメカニズムを備えている。
これにより、急成長する仮想通貨市場におけるリーダーとしてのビットワイズの地位が改めて示された形だ。
ソラナステーキングのパフォーマンス
bSOLは、ドイツで発行された完全裏付けのETPであり、現在市場に出回っている他のソラナステーキング商品と比較して、最高のステーキングリターン、最低の総所有コスト、そして優れたパフォーマンスを提供するように設計されている。
ステーキングインデックスであるCompass Solana Total Return Monthly Index(ブルームバーグ:SOLTRM)をベンチマークとした唯一のソラナステーキングETPとして、投資家にパフォーマンス評価のための明確で透明性の高いフレームワークを提供する。
また、ビットワイズのCEO兼共同創設者であるハンター・ホースリー氏は、今回の発表について以下のように述べている。
ビットワイズでは、投資家が信頼できる高品質な手段を通じて仮想通貨の機会にアクセスできるように拡大し続けている。
ソラナは、この分野で台頭しているスター資産の1つであり、2月と11月にそれぞれイーサリアム(ETH)とアプトス(APT)のステーキングETPをローンチしたのに続き、3つ目のステーキングETPであるBSOLをローンチできることを嬉しく思う
米国でのソラナ上場投資信託(ETF)はSECが却下
この動きは、今月初めに米国証券取引委員会(SEC)がビットワイズおよびその他の申請者によるソラナのスポットETFに関する19b4申請を却下したことを受けてのものだ。
ビットワイズは米国でソラナのETFをローンチする意図を示すため、デラウェア州に法律信託を登録したが、SECの判断を受けて方向転換した様子だ。
「明確な手数料体系とパフォーマンス重視の投資家向けソラナステーキングソリューションだ」とビットワイズは投稿した。
また、ソラナのネイティブトークンSOLは、元週比で半値が10%下落している