ビットポイント親会社、XRPとDOGEなど5億円分を追加購入へ

暗号資産(仮想通貨)取引所ビットポイントの親会社「リミックスポイント」は21日、総額5億円分の仮想通貨を追加購入したことを発表した。
今回購入されたのは、ビットコイン(BTC)が4億円分、ドージコイン(DOGE)とリップル(XRP)がそれぞれ5000万円分となっている。
同社の仮想通貨保有額は、発表時点で約38億円(利益は約8億円相当)になっているという。
保有する仮想通貨数は6銘柄に
同社は2024年9月、インフレ(物価上昇)や円安の進行への対策の一環として、ビットコイン等の仮想通貨を購入する計画を発表した。
これまでも、ビットコイン、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)といった仮想通貨に投資してきている。そこへ今回、DOGEとXRPが加わったことで、同社の保有する仮想通貨数は6銘柄になった。
今回の発表は、仮想通貨業界に厳しい規制をかけてきた米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長の退任が決定したことで、主要なアルトコインの価格が上昇する中で行われた。
その中でDOGEとXRRの価格は、過去1ヶ月でそれぞれ+210%、+170%の上昇を見せている。
企業の仮想通貨投資が進行
世界的に見ても、同社だけに限らず企業が仮想通貨を購入する事例が増えている。
米ソフトウェア企業「マイクロストラテジー」は、2020年から執筆時点までに33万BTC以上を購入をしてきており、世界でもっとも大きなビットコイン保有企業となっている。
また日本においても、投資会社「メタプラネット」は、マイクロストラテジーを模倣したビットコイン投資戦略を展開しており、執筆時点で1100BTC以上を保有する企業となっている。
リミックスポイントにおいても、このような企業と同様に、ビットコインを軸としながら主要なアルトコインへの分散投資も実施する投資戦略を展開している。
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