ビットコインのステーキングBabylon、22日メインネット公開へ

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暗号資産ジャーナリスト
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Naoki Saito
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暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)のステーキングを実現するBabylon(バビロン)はこのほど、8月22日にメインネットが開始される予定であると発表した。

同プロトコルは当初、メインネットの第1フェーズを開始する予定だ。ユーザーは、同プロトコルへBTCをステーキングすることが可能となる。

この仕組みにより、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)システムを採用する分散型システムの強化を行うことが可能になり、ビットコインの実用性が高まることが期待されている。

今年初めに7000万ドル調達

Babylonは2024年初頭、大手ファンドParadigmが主導するラウンドで7000万ドル(約100億円)の資金調達を行った。

仮想通貨でもっとも高い時価総額を誇るビットコインのステーキングを実現するプロトコルとして、スタンフォード大学のデビット・ツェ工学教授が立ち上げた。

ステーキングとは、ユーザーが仮想通貨をネットワークやシステムへ投資(貢献)し、報酬を得ることができる仕組みだ。

イーサリアム(ETH)を始めとする多くのブロックチェーンが、この仕組み(PoS)を使って運営されている。

一方でビットコインは、マイニング(採掘)によってネットワークが仕組み(プルーフ・オブ・ワーク:PoW)で稼働している。そのためBTCは、長年の間に渡って実用性が議論されてきた。

同プロトコルは、この課題に対処しようとしており、ビットコインの実用性が高めることが期待されている。

フェーズ1が開始

メインネットのフェーズ1が開始されると、公式サイトから同プロトコルのステーキングに参加できるようになる。しかし、ユーザーがステークできるBTC上限を1000BTCに制限している。

ネットワーク動作の管理は、200を超える「ファイナリティプロバイダー」が行うという。その中には、Allnodes、Figment、Galaxy Digitalなどが含まれている。

今後は、「タイムスタンプ プロトコル」も実装され、ビットコインのブロックチェーンを使用してすべての取引に時間を記録できるようになる。

これにより、トランザクションのセキュリティが強化されるという。

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