バビロン、BABYトークンの割り当て発表|エアドロップも実施

ビットコイン BTC -0.10%のステーキングプロトコルBabylonは3日、ネイティブトークン「BABY」のトークノミクスを発表した。
総トークン供給量100億枚となり、その内6億枚(6%)はステーカーや非代替性トークン(NFT)保有者など初期ユーザーにエアドロップを実施するという。
ただし、BABYトークンの正式な流通開始時期については、明らかにされていない。
BABYトークンの役割
BABYトークンは、Babylonが開発したレイヤー1ネットワーク「Babylon Genesis」のネイティブトークンとして機能。トランザクション手数料の支払い、ガバナンス参加、ネットワークセキュリティの確保などに利用される。
Babylon Genesisは、ビットコイン(BTC)のセキュリティを直接活用するBitcoin Secured Network(BSN)として開発されている。
大きな特徴は、BABYとBTCの両方を活用したデュアルステーキングモデルを採用する点だ。
このメカニズムは、ビットコインとBABYの両方のステークホルダーからの参加を促しながら、ネットワークのセキュリティを強化することを目的としている。
また、ガバナンスメカニズムを通じてインフレーション率を調整できるようになっており、ネットワークの進化するニーズに合わせてトークン供給量を動的に調整することができる。
ビットコインステーキングBabylon、BTC担保型L1を発表BABYトークンの設計
BABYトークンの総供給量100億枚は、次のように配分される予定だ。
- コミュニティインセンティブ:15%
- 研究・運営:18%
- 初期投資家:30.5%
- Babylonチーム:15%
- アドバイザー:3.5%
- エアドロップ:6%
Babylonは過去、Paradigmなどの主要投資家から大規模な資金調達に成功している。
それらの初期投資家、チーム、アドバイザーは合計で約50%のトークンを保有することになるが、プロジェクトの長期的な成功へのコミットメントを確保するための特定のベスティング(権利確定)スケジュールが設けられている。
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