ビットコインステーキングBabylon、BTC担保型L1を発表

ビットコイン BTC -1.56%のステーキングを可能にするBabylonの開発企業は2日、ビットコインでセキュリティを支援するレイヤー1ブロックチェーン「バビロン・ジェネシス(Babylon Genesis)」を発表した。
同ネットワークは、BTCおよびBabylonの独自トークンBABYのステーキングによって、セキュリティを支援する仕組みを持つ。
同ネットワークの展開は、今後段階的に進められる予定で、ビットコインの実用性や収益機会の拡大が期待されている。
ビットコインのステーキングを実現
Babylonは、ビットコインの預入することで、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)ネットワークに参加および強化を可能にするプロトコルだ。
2024年から複数回に渡り、入金の受け入れを実施。執筆時点までに5万BTC以上が預入されている。
これまでビットコインは、主に価値保存の手段として利用されてきたが、Babylon誕生によってビットコインの活用可能性が大きく広がると期待されている。
バビロン・ジェネシスの特徴
バビロン・ジェネシスの特徴は、ビットコインのセキュリティとCosmosの柔軟なフレームワークを組み合わせている点が挙げられる。
コンセンサスメカニズムにはCometBFTを採用。また、ビットコイン・セキュアド・ネットワーク(BSN)というコントロールシステムを利用し、複数BNS間のセキュリティと流動性を調整する。
さらに、分散型金融(DeFi)、リステーキング、ボールト、そしてビットコイン流動性ステーキングトークン(LST)のミントなど、様々な機能を提供する流動性ハブとしての役割も担う。
すでに、PumpBTCやSolvといった流動性ステーキングプロバイダー、バイナンスやAnchorageといったカストディアン、さらにOsmosisやCosmos Hubなどのビットコイン・セキュアド・ネットワークからの支援を受けている。
バビロン・ジェネシスのアプローチは、ビットコインがより幅広いブロックチェーンエコシステムに参加できるよう橋渡しをする画期的な試みと言える。
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