金とBTCが米国債に代わる準備資産へ｜仮想通貨 おすすめ注目
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ビットメックス（BitMEX）元CEOのアーサー・ヘイズ氏は5日、金とビットコイン（BTC）が従来の米国債や株式に代わる準備資産となる可能性を指摘した。
同氏によると、1971年のニクソン大統領による金本位制廃止以降、米国債務は85倍に膨れ上がり、米国は世界経済成長に必要な信用ドルを創出してきた。この状況は一部の米国民には恩恵をもたらしたが、他の人々には不利益となった。
米国債と株式の準備資産としての終焉
ヘイズ氏は、米国の経常赤字が解消されれば、外国人は債券や株式を購入するためのドルを持たなくなると指摘。外国が自国経済を活性化する必要がある場合、自国優先政策に資金を供給するため、保有する米国債と株式を売却する可能性があるとした。
「トランプ大統領が関税の厳しさについて方針転換したとしても、世界の財務大臣や指導者は再び心変わりするリスクを冒せない。もはや以前の状態には戻れない」とヘイズ氏は述べた。
金の中立的準備資産としての復活
ヘイズ氏は、ドルは引き続き基軸通貨であり続けるものの、各国は国際貿易決済のために金を準備資産として保有するようになると主張。金は新しい世界通貨秩序において自由かつ安価に流通する必要があるとしている。
「1971年以前の貿易関係への回帰に適応したい人々は、金、金鉱株、そしてビットコインを購入すべきだ」とヘイズ氏は助言した。
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