Aave創設者、新トークン発行を否定|Horizon計画において

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大手分散型金融(DeFi)Aaveのスタニ・クレチョフ創設者は17日、同プロトコルの新計画「Horizon(ホライゾン)」において、新たなトークンを発行しない方針を明らかにした。

同プロトコルを運営するAave Labsは先日、実世界資産(RWA)をDeFiに統合する「Horizon」を提案。コミュニティからのフィードバックを求めていた。

新計画「Horizon」とは?

Horizonは、RWAをDeFiに統合することで、機関投資家のブロックチェーン業界への参加を促進および従来の金融(TradFi)とDeFiの間の架け橋となることを目指している。

具体的には、機関投資家がトークン化されたマネーマーケットファンド(投資商品)を担保として、ステーブルコインの流動性にアクセスが可能になるという。

その提案の中で、新たなトークンが作成された場合、Aaveの自立分散型組織(DAO)が収益の15%を受ける可能性があることを示唆していた。

これに対し、コミュニティメンバーからは、新トークン発行が既存のAAVEトークンの価値を希薄化させる可能性や、エコシステムに複雑さをもたらすという懸念が示されていた。

Aaveコミュニティのコアメンバー、マーク・ゼラー氏は、追加トークン発行に反対する声を上げ、AAVEをコアのガバナンスおよびユーティリティトークンとして維持する必要性を強調した。

Aave、新計画「Horizon」を発表|機関向けRWAサービス提供

新トークンなしでのホライゾン計画の展望

新トークン発行が見送られたにもかかわらず、AaveはHorizon計画を通じて、RWAのDeFiへの統合に引き続き注力する可能性が高い。

この取り組みにより、機関投資家向けに構造化されたソリューションを提供し、コンプライアンス要件を満たしながらDeFiの流動性へのアクセスを強化する。

特に、Aaveが発行するステーブルコインGHOが、主要な流動性源として重要な役割を果たす予定となっており、同プロトコルの新たな成長戦略の一環として期待が集まる。

ただし、新トークンがない状態でのホライゾン計画の実施には、代替的な資金調達戦略が必要となる可能性がある。

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