リップルが決済プラットフォームを大幅拡張、XRP活用も

リップル(XRP)
暗号資産ライター
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最終更新日: 

リップルは3日、企業向け決済プラットフォーム「Ripple Payments」の大幅拡張を明かした。

法定通貨と仮想通貨を統合する新機能

同社は今回の拡張で、従来の金融システムと暗号資産(仮想通貨)のネットワークを統合する包括的なソリューションを提供する。

新たにマネージドカストディ機能を追加し、安全で拡張性の高い資産管理を可能にした。これは過去に買収した企業の技術を活用しており、大規模なウォレットの提供や高速な取引署名を実現する。

また、企業は仮想口座を通じて法定通貨とステーブルコインの両方で支払いを受け取ることができるようになった。

受け取った資金は自動的に変換され、統合された口座で決済される。高度な流動性管理機能も備えており、企業は最適なタイミングと価格で資産を移動させることが可能だ。

同プラットフォームは、時価総額が15億ドルを超える同社の米ドル連動型ステーブルコインRLUSDをサポートしている。現在、60以上の主要市場で稼働しており、複数の金融機関や決済企業が早期導入を進めている。

単一のプロバイダーを通じて世界中の決済網にアクセスできる点が特徴だ。

従来の決済システムからの脱却

今回の機能拡張は、従来の決済プロバイダーが抱える課題を解決する狙いがある。

国境を越えた決済では、企業が複数の国で多額の資金を事前に準備する必要があった。

リップルの新サービスは、仮想通貨XRPを流動性提供ツールとして活用し、即時決済を可能にする。

XRP Ledger(XRPL)上で稼働するこのシステムは、取引コストが1セントの数分の一に抑えられ、数秒で処理が完了する。

従来の国際送金システムと比較して、大幅なコスト削減と時間短縮が見込める。米国における規制整備の進展も、こうしたブロックチェーンを活用した決済ソリューションの普及を後押ししている。

同社は2017年以降、XRPのエコシステム構築に5億5,000万ドルの資金を提供してきた。2026年には分散型の資金調達モデルへの移行を進めており、ステーブルコインのインフラストラクチャの成熟化を図っていく方針だ。

新サービスはすべてXRP Ledger上で統合され、企業向けの使いやすいアプリケーションとして提供される。

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