リップル(XRP)、24時間で7%高騰|SECの動向が引き金に
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リップルの価格は20日、過去24時間で7%上昇し、2.69ドル付近を推移している。
SECがXRP ETF申請を受理
リップル(XRP)の価格は、米国証券取引委員会(SEC)がCoinShares、Canary Capital、WisdomTreeの3社によるXRP上場投資信託(ETF)申請を受理したことを受けて急騰した。
SECは、これらの申請に対して21日間のコメント期間を設け、その後240日以内に承認または却下の決定を下す方針を示した。
この進展は、市場のXRP ETFに対する期待感を高め、投資家の間でリップルの将来に対する楽観的な見通しを強化した。
ブラジルでのXRP ETF承認とその影響
一方、ブラジルの証券取引委員会(CVM)は、資産運用会社Hashdexに対し、世界初のXRP現物ETFの立ち上げを承認した。
この承認は、XRP市場の拡大を促進し、特に南米地域でのXRPの普及を後押しすることが期待されている。これにより、XRPの需要がさらに高まり、投資家の関心も増す可能性がある。
訴訟とSECの対応
XRPの急騰には、SECがリップルに対して起こしている訴訟の行方も影響している。
SECは、前会長ゲーリー・ゲンスラーの下でいくつかの訴訟を一時停止したが、新たに就任したマーク・ウエダ会長代行は、リップルに対する訴訟について現時点でコメントしていない。
複数の法律関係者によると、遅延の理由は、SECが差し迫った裁判期限のある案件を優先しているためだとされる。リップルの次の裁判期限は4月16日であり、この期日がSECの対応に影響を与えている可能性がある。
XRP投資家の間では、SECがリップルとの訴訟を一時停止することへの期待が高まっているが、現段階ではその兆しは見られない。
しかし、SECがXRP ETF申請を受理したことで、規制当局の態度に対する楽観的な期待感が強まり、このことがXRPの価格を押し上げる要因となった。
【2月20日最新】リップル(XRP)の価格分析
リップル(XRP)は、2024年のビットコイン強気マーケットの影響を受けて、2024年11月から本格上昇を開始した。

XRPは、2023年8月のゴールデンクロス以降、上昇トレンドを形成し、長期的視点では買い相場に入っていると推測される。
2024年11月に価格が急激に上昇し、2ヶ月余りで約5.5倍の高騰を記録。
ただし、100週移動平均線との乖離が拡大しており、この乖離を埋めるための調整局面が訪れる可能性も否めない。
特に、現在の価格が100週移動平均線から大きく乖離している点は警戒材料となる。
今後1.78ドルを週足実体で下回るようなことがあれば、大きな下落が生じる可能性が高いため、投資を検討する際は過熱感を見極めた慎重な対応が求められる。

日足チャートにおいては、2024年11月にゴールデンクロスが形成されて以来、上昇トレンドが続いている。
特に3ヶ月以上にわたってゴールデンクロスの形状を崩さず、安定した上昇基調を保っている。
2月3日には一時的に100日移動平均線付近(2.2ドル~2.4ドル)まで下落したものの、強い反発を見せて価格は回復。
今後、この価格帯がサポートラインとなる可能性が高く、ここからの値固めが進めば再び上昇に向かうだろう。
重要な価格帯としては、2.83ドルが抵抗帯となる。この価格を日足実体で上回ると、次なるレジスタンスは3.2ドル付近であり、ここを突破すると、さらなる上昇が期待できる。
リップル(XRP)価格予想のキーポイント
- 100週移動平均線との乖離が大きいため、長期的には今後調整局面が予想される。特に1.78ドルを割り込むと、下落圧力が強まる。
- 短期的には100日移動平均線(2.2ドル~2.4ドル)が強いサポートとして機能しており、この価格帯での反発が上昇の兆しとなる。
- 2.83ドルを突破すると、次のレジスタンスは3.2ドル付近。これを上抜けると、更なる上昇が見込まれる。
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