リップル(XRP)価格、前日比12%の急騰|仮想通貨相場分析
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私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。リップルは1日、2.07ドルで取引をスタート。24時間後には2.33ドルまで到達し、一日で12%の価格上昇を遂げた。
この動きの背景には、韓国の大手暗号資産(仮想通貨)取引所における、2024年12月31日のリップルの取引高急増の影響が考えられる。31日のリップルの取引高は、韓国国内仮想通貨取引所のアップビット(UpBit)、ビッサム(Bithumb)、コービット(Korbit)において、ドル換算で8億ドル(約1240億円)を超えた。
取引高の急増は、韓国の裁判所が尹錫悦大統領に対する逮捕状を発行したことによる、政情不安が原因と見込まれている。この逮捕状は、同大統領が12月初めに下した戒厳令を巡る決定に基づいて請求されたものだ。
これらの取引所で、リップルはビットコインやイーサリアムを凌駕する取引高を記録。特にビットコインの取引高はXRPの半分以下にとどまっている。これにより、韓国におけるリップルへの高い関心が浮き彫りとなる結果となった。韓国のトレーダーは仮想通貨市場で熱狂的な取引を引き起こすことが知られており、その買い圧力が1日のリップルの価格上昇に影響を与えたと推測される。
本稿執筆時点においてもリップルの価格は上昇を続け、1XRP=2.38ドルを推移している。
【1月2日最新】リップル(XRP)の価格分析
リップル(XRP)は2024年11月から上昇トレンドを続伸。2024年12月から形成された三角持ち合いの中で、1XRP=2.4ドル付近を推移している。
日足チャートでは、2024年11月中旬に移動平均線のゴールデンクロスが発生。この結果として、リップルの将来価格が上昇していくと判断され、長期的な上昇目線がトレーダーに意識され始めたと考えられる。2024年12月下旬からは、FOMCやクリスマスシーズンの薄商い等の影響により値を下げていた。しかし三角持ち合いのサポートラインである2ドル付近で価格は反発し、ここ二日間で12月下旬の下げをリカバリーするような上昇を見せている。
続いて、4時間足チャートでリップル(XRP)の細かな価格動向を確認する。
4時間足チャートでは、12月下旬に移動平均線がデッドクロスしたことにより、短期的な下降基調へ転換していた。しばらくの間100日移動平均線がレジスタンスとなり、上値を追えないもどかしい展開が見られた。しかし、正月早々から始まった上昇の勢いは強く、本日2日に100日移動平均線をブレイク。そのまま上昇を続けたが、重要な戻り高値である2.43ドルに若干押し返された形となった。
戻り高値2.43ドル付近は取引高も多く、抵抗として機能しやすい価格帯であるため、買い勢と売り勢の攻防に注目が集まる。本日は上昇の勢いが強いため、再び2.43ドルにトライする可能性もあるかもしれない。4時間足終値で戻り高値2.43ドル超えると、その先のレジスタンスである三角持ち合い上限の2.52ドルまで価格は上昇していくと考えられる。
1月2日のリップルの予想価格推移ゾーンは、2.17ドル~三角持ち合い上限2.52ドルだと推測される。
1月2日 リップル(XRP)相場のキーポイント
- 上昇の勢いが強く、再び2.43ドルまで価格が上昇するか
- 2.43ドルを超えた場合、次のレジスタンス価格は2.52ドル
- 1月2日の予想推移価格は2.17ドル~2.52ドル
【1月2日最新】ビットコイン(BTC)の価格分析
ビットコイン(BTC)は、10.8万ドル台をピークに下落。現在は1BTC=9.54万ドルで推移している。
日足チャートでは、2024年10月に20日移動平均線が100日移動平均線と上抜けした結果、長期視点では上昇トレンドに転換している。しかし、2024年12月19日のFOMCの結果を受けて、ビットコイン市場はネガティブに反応。20日移動平均線を下抜けして以来、売り勢が強く上値が重い展開が続いている。
2024年12月26日には20日移動平均線を超えそうな動きが見られたものの、上昇が抑えられ再び下落に転じた。ここ2日ほどは堅調な推移を見せているものの、20日移動平均線は現在下に傾いているため、短期的な下落トレンドがしばらく続くと考えられる。
また、上昇トレンドの終わりを示唆する「トリプルトップ」と呼ばれる形を形成している最中。下落を決定づける「ネックライン」の9.11万ドルを日足で下回ってしまうと、下落の勢いが強くなるため注意が必要だ。
続いて、4時間足チャートでビットコインの細かな価格動向を確認する。
4時間足チャートでは、クリスマスシーズンに移動平均線がデッドクロス。この結果、短期的な下降トレンドが示唆された。2024年12月24日から数日間はクリスマスラリーで好調に価格が推移したが、短期的な下降トレンドの中で上値が重くなり、再び値が下がり始めた。
一時的に下落の危険水準である9.1万ドル台まで値を下げた後は若干回復した。現在は取引高が多くレジスタンスになりやすい9.5万ドル台に推移しており、ロング勢とショート勢が拮抗すると予想される。
本日のビットコインの予想推移価格は9.28万ドル~9.61万ドル。上昇が期待される場面だが、上値が重いことに留意したい。
1月2日 ビットコイン(BTC)相場のキーポイント
- 短期的な下降トレンドの中、ショート勢に有利な展開が予想される
- 1月2日の予想推移価格は9.28万ドル~9.61万ドル
- 9.5万ドル台がレジスタンスとして機能し、上値が重い見込み
【1月2日最新】イーサリアム(ETH)の価格分析
イーサリアム(ETH)の価格は、2024~2025年の年末年始にかけて、10日ほど大きな動きが見られない。現在は1ETH=3,399ドルで推移している。
日足チャートでは、2024年11月にゴールデンクロスが発生したことで長期的な上昇目線が意識され始めた。ただし、2024年12月のFOMC後に急落したことで、20日移動平均線を大きく下回る。この結果20日移動平均線は大きく下に傾くこととなり、短期的な下降トレンドを形成した。しかしながら、フィボナッチラインである3,300ドル付近がサポートラインとして機能していると推測される。
続いて、4時間足チャートでイーサリアムの細かな価格動向を確認する。
4時間足チャートでは、クリスマスシーズンにデッドクロスが発生。短期的な下降トレンドに転調し、売りが強くなった。2024年12月24日のサンタクロースラリーで20日移動平均線を上にブレイクしたものの、再び3,300ドル付近まで下落。2024年12月26日からのおよそ一週間は3,300ドル~3,440ドルの狭いレンジ内を推移している。3,300ドル付近は取引高が多く、サポートラインして機能しているため、今後の上昇に向けて値固めを図っている可能性が高い。今後このレンジ内をブレイクした際は、大きく値が動くと推測されれる。
本日の予想推移価格は3,300ドル~3,440ドル。特段大きなニュース材料等はなく、狭い価格内での推移が予想される。
1月2日 イーサリアム(ETH)相場のキーポイント
- 短期的に下降トレンドを形成しているものの、サポートラインで下落が止められている
- 3,300ドル~3,440ドルのレンジ内をブレイクした場合、価格は大きく動く
- 1月2日の予想推移価格は3,300ドル~3,440ドル
【1月2日最新】ドージコイン(DOGE)の価格分析
ドージコイン(DOGE)は、ミームコインバブルの影響で2024年11月から価格が好調に推移している。現在は1DOGE=0.33ドル付近を推移している。
日足チャートでは、2024年10月中旬に移動平均線のゴールデンクロスが発生したことで、長期的な上昇トレンドへと転換。2024年12月上旬に20日移動平均線を下抜けしたことで、短期的には売り勢有利な展開となった。
2024年12月下旬には強く売られる場面が見られたものの、フィボナッチラインの0.28ドル付近で大きな下ヒゲをつけ、底堅さを見せた。現在価格は20日移動平均線まで回復している。下向きの20日移動平均線が価格上昇を阻むレジスタンスとなる可能性が高く、ここでの展開に注目が集まる。
続いて、4時間足チャートでドージコインの細かな価格動向を確認する。
4時間足チャートでは、2024年12月上旬に移動平均線のデッドクロス。これにより短期的な下降トレンドに転換した。2024年12月20日はFOMCの結果を受けて悲観的となった相場の影響もあり、大きく下落したが、価格は徐々に回復している。ここ10日間は0.30ドル~0.34ドルで価格が推移しており、0.31ドル付近は取引高も多く底堅い様子が見られる。
ここ2日間は価格が上昇し始め、100日移動平均線を突破しようとする動きが見られ、ロング勢とショート勢の攻防に注目が集まる。
1月2の予想推移価格は、0.30ドル~0.35ドル。下値は底堅さを見せるものの、上昇の勢いも強くはないため、狭いレンジ内での推移が推測される。
1月2日 ドージコイン(DOGDOGE)相場のキーポイント
- 短期的には下降トレンドが継続している
- 直近二日間は上昇しているが、移動平均線がレジスタンスとなり上昇が妨げられる可能性あり
- 1月2日の予想推移価格は0.30ドル~0.35ドル