ウォレットコネクト、4月15日に独自通貨「WCT」ローンチへ

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Crypto News Japan専属ライター兼暗号資産アナリスト。FX取引の経験を基に、2020年から仮想通貨投資を開始。

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オンチェーン接続ソリューションを提供するウォレットコネクト(WalletConnect)は8日、4月15日に独自トークン「WCT」を上場すると発表した

ウォレットコネクトとWCTトークンの概要

ウォレットコネクトは、外部所有アカウントがWeb3アプリケーションに接続できるようにするオンチェーン接続ソリューションだ。

今回発行されるWCTトークンは、ウォレットコネクト運営団体であるWalletConnect Foundationによって管理され、ウォレットコネクトネットワークの分散化を促進する役割を担う。

トークン保有者は、ネットワークの長期的な経済モデルとして手数料導入に関する提案・議論・決定に参加できるガバナンス権を持つ。

また、WCTはネットワーク利用のインセンティブやステーキングにも活用される予定だ。

主要取引所と連携したトークン発行

トークン発行では、バイナンス、OKX、Bitget、MEXCなどの仮想通貨取引所がパートナーとして参加予定。

4月15日午前5時(米東部時間)にコミュニティラウンドとしての仮想通貨プレセールを実施する。

WCTホワイトペーパーによると、トークンは発行後すぐには取引可能とならず、取引開始時期はWalletConnect Foundationとトークン保有者の投票によって決定される。

非取引性の理由として「ネットワーク機能性、長期的視点、エコシステム開発、インフラ保護」が挙げられている。

トークンの供給配分と長期展望

WCTの供給内訳は、WCT Foundation向けが27%、エアドロップキャンペーンが18.5%、チームが18.5%、報酬が17.5%、投資家が11.5%、コア開発者が7%となっている。

開発者、チーム、投資家向けトークンには、4年間のアンロック期間と1年間トークンが付与されない期間が設定される。

また、エアドロップは「今後数年間」で複数シーズンにわたって実施される予定だ。

ウォレットコネクトのトークン化は、Web3における接続ソリューションの重要性が高まる中、より分散化されたエコシステムの構築を目指す取り組みといえる。

今後はWCTトークンを通じたガバナンスの実装により、コミュニティ主導の発展が期待される。

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