WalletConnect、5000万トークンのエアドロップを開始

仮想通貨
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監修
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Web3の基盤技術として利用されるWalletConnectは25日、独自トークン「ウォレットコネクトトークン(WCT)」の第1期エアドロップで受給資格確認を開始したと発表した。

1億5000万人以上が利用する同プロトコルは、QRコードを使ってウォレットとdAppを安全に接続するサービスを提供している。登録ユーザーはトークンをステーキングすることで、プラットフォームの運営に参加できる。

WCTトークンとエアドロップの概要

WCTトークンの最大発行数は10億に設定されている。エアドロップへは最大1億8500万トークンが割り当てられており、第1期エアドロップには5000万トークンを16万人以上に配布予定だ。

配布内訳は、一般ユーザー向けに3000万トークン、ノードオペレーターやGitHub貢献者など主要な貢献者向けに2000万トークンを割り当てた。

配布されるトークンは当初、売買や譲渡を制限。ユーザーは1週間から2年間のステーキングが可能で、報酬配布は12月19日から開始される。報酬率はステーキング期間に応じて変動する。

WalletConnectの取り組み

エアドロップの資格獲得には、個人プロフィールの作成に加え、WalletConnectネットワークを介したウォレット接続、ネットワーク上での一定の活動実績が必要とされた。

公平な配布を実現するため、独自のスコアリングシステムを開発。過去のネットワーク利用頻度、ブロックチェーン上での取引活動、GitHubを通じたコード提供などの貢献度を総合的に評価する仕組みを導入した。

さらに、ネットワークの混雑状況によって変動するガス代(取引手数料)の負担を軽減するため、補助金制度も併せて実施している。

プロトコルの特徴と利便性

WalletConnectは、QRコードやディープリンク機能を活用して、ユーザーの暗号資産(仮想通貨)ウォレットと分散型アプリケーション(dApp)を安全に接続できるオープンソースプロトコル(開放型通信規約)だ。

接続が確立されると、dAppはユーザーのウォレットに対して取引承認やその他の操作許可を要求することが可能になる。

このプロトコルの最大の特徴は、モバイルデバイスのウォレットをデスクトップなど他の機器で稼働するdAppに簡単に接続できる点にある。

従来必要だった機器の切り替えや、アドレスの手動入力、コピー&ペースト操作が不要となり、利便性が大幅に向上。これにより、ユーザーはよりスムーズにブロックチェーンサービスを利用できる環境が整備された。

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