トランプ支援DeFi、AVAXとMNTを3億円ずつ購入|11銘柄保有

ドナルド・トランプ一族が支援する分散型金融(DeFi)プロジェクト「World Liberty Financial(WLFI)」は16日、アバランチ AVAX -1.21%とマントル(MNT)の新規購入を実施した。
同プロジェクトは、200万ドル(約3億円)を投じて10万3911枚のAVAXを購入。さらに同額の200万ドルでMNTを245万枚取得した。
今回のアバランチ購入は、大手資産運用会社VanEckが、AVAXの上場投資信託(ETF)の申請書(S-1フォーム)を、米証券取引所(SEC)に提出した後に起こった。
多様な暗号資産に投資するWLFIの戦略
同プロジェクトはこれまでに、11種類の暗号資産(仮想通貨)を取得してきている。
その中には、イーサリアム(ETH)、ラップドビットコイン(WBTC)、トロン(TRX)、チェーンリンク(LINK)、セイ(SEI)、Aave(AAVE)、Ethena(ENA)、Movement(MOVE)、Ondo(ONDO)、そして今回購入したAVAXとMNTが含まれる。
また、スイ(SUI)財団との提携も実施しており、保有資産の中へ新たにSUIが含まれる可能性がある。
ただし同プロジェクトのポートフォリオは、直近の市場の下落により、ポートフォリオ全体で約1億1500万ドル(約171億円)の含み損を抱えている。
WLFIトークン販売が完了
同プロジェクトは先日、WLFIトークンの販売を完了させ、約5億5000万ドル(約820億円)の調達に成功している。
この調達資金の一部は、最近の仮想通貨投資に使用されており、同プロジェクトが今後購入する仮想通貨にも注目が集まっている。
また今後は、DeFiサービスの提供も予定している。
ただし同プロジェクトは、トランプ家という影響力のある人物の後ろ盾を得ていることもあり、一部のユーザーからは不安の声が上がっている。
トランプDeFi「WLFI」、トークン販売完了|800億円超を調達
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