TON財団、大手DEX「Curve」と提携|ステーブル取引の快適化
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私たちは、読者の皆様に対し、完全な透明性を提供することを重要視しています。当サイトの一部のコンテンツにはアフィリエイトリンクが含まれており、これらのリンクを通じて発生した取引に基づき、当社が手数料を受け取る場合がございます。テレグラムチェーンとしても知られるThe Open Network(TON)を支援するTON財団は17日、大手分散型取引所(DEX)「Curve Finance」との提携を発表した。
この提携は、TONブロックチェーン上のステーブルスワップサービスの構築および育成を支援し、ステーブルコイン取引環境の整備を行うことが目的だという。
また、アドバイザーとしてCurve Financeのマイケル・エゴロフ創設者が参加し、プロトコルの仕組みと開発戦略に関する専門知識を提供する。
ステーブルコイン取引の最適化を行うCurve
Curve Financeは、米ドルなどの安定資産に連動した暗号資産(仮想通貨)であるステーブルコインの効率的および自動化された取引を提供する大手DEXだ。
2020年に設立され、執筆時点の預かり資産額(TVL)は20億ドル(約2900億円)を超えている。
同プラットホームのユーザーは、ステーブルコイン取引で発生する価格への影響を最小限に抑えた取引が可能となる。
今回の提携によって、同プラットホームが提供する定数機能マーケットメーカー(CFMM)テクノロジーの使用したサービスの構築が可能だ。
サービス構築・育成を支援
TON財団は、TON上でステーブルスワップサービスの構築を考える開発者の募集を開始した。開発希望者は、指定のフォームから企画に応募することができる。
選ばれたチームは、Curve Financeの提供する技術を使用しながら、プロジェクトの成長支援を受けることが可能だ。
しかし応募は、2024年9月24日までとなっている。
TON上のステーブルコイン需要の高まり
TON上で流通するステーブルコインUSDTは、展開から4ヶ月で流通量は10億ドルを超えた。
USDTは、時価総額が約1100億ドルを超えるもっとも大きな規模を誇るステーブルコインとなっている。
中でも、TON上でのUSDT成長率は史上最速となっており、TON上のステーブルコイン需要が急増していることが示唆されている。
今回の提携により、TON上のステーブル取引の最適化、取引体験の向上、流動性の向上などが期待される。