tofuNFT運営、新会社「X2Y2 Japan」設立|ソニーSoneium参入

非代替性トークン(NFT)マーケットプレイス「tofuNFT」の運営を行うコインジンジャ(COINJINJA)は26日、新会社「X2Y2 Japan」を10月に設立することを発表した。
新会社では、ソニーグループとStartale Labsの合併会社「Sony Block Solutions Labs」 が開発するSoneium(ソニューム)上のNFTマーケットプレイス「Sonova」の運営を行う。
また、法人向けNFTマーケットプレイスの構築および技術提供提供も実施する。これらの動きにより、日本国内事業の再編を狙うという。
突然ですが、tofuNFTは国内事業の再編を行い、X2Y2 Japanを設立します!
更に突然ですが、本日21時からYoutubeでこの説明を国内事業の責任者3名がライブ動画で行います!
お時間がある方はぜひ!
📅 2024/09/26 21:00(JST)-
👤 @yu_nmzk @minicoohei @AkitoCrypto
🎞️ https://t.co/v0cWCSZ6Op pic.twitter.com/9HFobmdD2D— X2Y2 Japan (@x2y2_jp) September 26, 2024
Soneiumへ参入
「Soneium」とは、ゲーム、金融、NFTなど幅広い分野のアプリケーションが構築でき、Web3.0技術の大衆化を目指すブロックチェーンだ。
8月末には、テストネット「Soneium Minato」が公開され、イーサリアム(ETH)のテストネット(Sepolia)との通信も可能となっている。
また、渡辺創太氏率いるAstar Networkが開発したイーサリアム(ETH)のレイヤー2「Astar zkEVM」のSoneium移行も決定している。
「Astar(レイヤー1)」のネイティブトークンASTRが、Soneium上の「重要資産」として活用されることも期待されている。
関連:ソニー、新レイヤー2「Soneium」を発表|Astar zkEVM統合
このチェーン上でNFTマーケットプレイス「Sonova」を運営しながら、日本国内外の個人や企業によるNFT販売を支援していくという。
tofuNFTで培った知見も活用
新会社では、「tofuNFT」の運営で得た知見や技術力を活用した事業展開を行うという。
tofuNFTは、マルチチェーン(30以上のチェーン)対応のNFTマーケットプレイスだ。2022年4月には、取引量が累計100億円を超えた。
また、2022年9月には、イーサリアム上のNFTマーケットプレイス「X2Y2」と提携している。