スタンダードチャータード銀行、230億ドル規模のRWAに注目か

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大手金融機関スタンダードチャータード銀行のデジタル資産調査責任者ジェフ・ケンドリック氏は18日、現実資産(RWA)のトークン化について分析した。

現在のRWA市場はステーブルコインが支配的だが、非ステーブルコイン資産は230億ドル規模で、ステーブルコイン市場の約10%にとどまっており、大きな成長余地があると指摘した。

真の価値提供が成長の鍵

同行はトークン化されたプライベートクレジットが、より迅速な決済とコスト効率性を提供することで有望性を示していると評価。

一方で、金や米国株式など既に流動性の高い資産のトークン化は、明確なオンチェーン優位性を提供できないため限定的な牽引力しか見せていないと分析した。

ケンドリック氏は「これまでのトークン化取り組みから得られた重要な教訓は、単にトークン化のためだけに資産をトークン化することは無意味ということだ」と強調。

トークン化された資産がオフチェーンの同等資産を上回る利点を提供することが重要だとした。

この動きは、ビットコイン(BTC)など既存の暗号資産(仮想通貨)市場の成熟化と並行して進んでおり、従来の金融機関が仮想通貨分野への参入機会を模索する流れの一環でもある。

プライベートエクイティに期待

同行は特にプライベートエクイティと流動性の低いオフチェーンコモディティを、非ステーブルコイントークン化の次の成長領域として期待している。

プライベートエクイティのトークン化は、これまで立ち上がりが遅かったが、プライベートクレジットと同様のオンチェーンでの利点から恩恵を受ける可能性があるとケンドリック氏は述べた。

成功したプラットフォームは既存のプライベートクレジットプラットフォームに素早く追いつき歩調を合わせると予想した。

現在、非ステーブルコインRWAトークン化市場は230億ドル規模で、プライベートクレジットと米国債務が支配的となっている。

規制の明確化が進む中で、トークン化が真の価値を提供する資産領域への注目が今後の新しい仮想通貨市場拡大の鍵となる。

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