ソニー関連Soneium、オンチェーン活動可視化へ|新スコア導入

ソニー関連のブロックチェーンSoneiumは28日、オンチェーン上の活動を追跡し報酬を与える新システムSoneium Scoreを開始した。
このシステムは、ブロックチェーンエコシステム全体におけるユーザーの真の貢献度を定量化し、報酬を与えるために設計されたオンチェーンの貢献証明メカニズムとして機能する。
Soneiumは、ソニーグループとStartale Labsの合弁会社であるSony Block Solutions Labs(SBSL)が開発したイーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワークだ。
Soneiumの公式X(旧Twitter)アカウントは同日、「すべてのオンチェーン活動は評価されるべきだ。だからこそ我々は、Soneiumエコシステム全体での貢献の証明に報酬を与える新しい方法、Soneium Scoreを構築した」と述べた。
貢献度の可視化へ
Soneium Scoreは、資産のスワップ、ステーキング、NFT取引など、検証可能なブロックチェーン上の活動に基づいてユーザーにポイントを付与する。
これは、ユーザーが保有する暗号資産(仮想通貨)をエコシステム内で積極的に活用することを促す仕組みだ。
このネットワークは、1,400万以上のウォレットが参加したとされる広範なテスト段階を経て、2025年1月に本稼働していた。
公式発表によると、Soneium Scoreの開発はWeb3エコシステムにおける2つの大きな課題に直接対応するものとなる。
一つは「ユーザーの評価を測定する一貫した方法の欠如」、もう一つは「プロジェクトがエンゲージメントを維持する難しさ」だ。
ソニーは、アルゴリズムによるスコアリングメカニズムを通じて参加状況を数値化することで、ユーザーの行動を短期的な投機活動から、長期的で意味のあるエコシステムへの参加へとシフトさせることを目指している。
特に、基盤となるイーサリアムとの相互作用はスコアに大きく影響する可能性がある。
この動きは、ブロックチェーンネットワークが検証可能なデジタルアイデンティティの必要性を認識し、オンチェーン評価システムへの関心が高まる業界の潮流とも一致する。
Web3の課題解決とエコシステムへの影響
このシステムの信頼性は、UniswapやAAVEといった主要な分散型金融(DeFi)プロトコルとの提携によって裏付けられている。
これらの提携は、Soneium Scoreがより広範なDeFi環境に統合されることを後押しする。
開発者にとっては、追加の技術インフラを必要とせずに「分散型アプリケーションを強化するための信頼性の高い評価指標」を利用できるという利点がある。
スコアリングの枠組みは、主に4つの側面からユーザーの参加を評価する。
具体的には、毎日の活動の一貫性、分散型取引所への流動性提供、NFTの保有状況、そして提携プロジェクトでのボーナス活動である。
シーズン1では、様々なDeFi、ゲーム、NFTプロジェクトとの連携が予定されており、ユーザーはエコシステム内の多様なアプリケーションを探索しながら、自身の評価を構築する機会を得られる。
貢献度に応じて発行される譲渡不可能なソウルバウンドトークン(SBT)バッジは、永続的なデジタルアイデンティティの証となる。
このアプローチは、ソニーを評価主導型のWeb3体験の最前線に位置づけ、ブロックチェーンネットワークが真のユーザー参加を測定し報酬を与えるための新たな基準を確立する可能性がある。