ソラナのアナリストが、次に注目するレイヤー2銘柄

ソラナ（SOL） SOL -6.34%は20日、24時間で15.3%の下落を記録した。ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）など他の主要暗号資産（仮想通貨）も同様の値動きを見せる中、大統領選後のミームコイン市場での利益確定売りが影響した形だ。

仮想通貨アナリストは最近の市場動向について、投資家の関心が新たな投資対象へとシフトしていると分析。市場では「今後の成長性」を重視し、新たな投資銘柄を探る動きが活発化している。

ソラナの価格動向

テクニカル分析によると、現在のソラナの値動きは「ブルフラッグ」と呼ばれる上昇パターンを形成している。このパターンは約70%の確率で上昇トレンドの継続を示唆するとされ、デイリーチャートでは特に信頼性が高いという。

直近の相場環境を見ると、米連邦準備制度理事会（FRB）は追加で0.25%の利下げを決定。金融緩和への期待感が高まる中、クリスマス後から1月2日までの「サンタクロースラリー」も控えており、年末年始にかけての上昇期待が高まっている。

ソラナエコシステムの現状

ソラナエコシステムは、メインネットの高速性と低手数料を強みとしながらも、ネットワークの混雑や取引失敗、スケーラビリティの制限といった課題に直面している。このような中、新たなレイヤー2ソリューションの開発が急務となっていた。

特に2024年に入ってからのソラナエコシステムは、ミームコインの取引急増により深刻なネットワーク混雑に見舞われている。取引の遅延や失敗が頻発し、ユーザーからの不満の声も高まっていた。一方で、イーサリアムと比較して圧倒的に低い取引手数料は、新規プロジェクトの参入を促進する要因となっている。

市場関係者からは、ソラナのインフラ整備が今後の成長のカギを握るとの指摘が相次ぐ。レイヤー2の導入により、取引の安定性とスケーラビリティが向上すれば、イーサリアムに迫る規模のエコシステム構築も視野に入ってくるという。そうした中、注目を集めているのが史上初のソラナレイヤー2として開発が進められている「Solaxy（SOLX）」だ。

次世代のレイヤー2｜Solaxy

史上初のソラナレイヤー2として注目を集めているSolaxy（SOLX）は、プレセール開始から24時間で50万ドルの資金を調達。ソラナの特徴である高速性と低手数料を維持しながら、ネットワーク混雑や取引失敗の課題を解決する。

SolaxyのネイティブトークンであるSOLXは、イーサリアムとソラナのマルチチェーントークンとして設計されている。イーサリアムの豊富な流動性とインフラストラクチャー、そしてソラナの高速性を組み合わせることで、分散型金融の未来への架け橋となることを目指す。

開発チームによると、SOLXは2025年第2四半期までにCoinbaseへの上場を視野に入れているという。現在のレイヤー2トークンの時価総額は10億ドルを超えており、ソラナ初のレイヤー2ソリューションとして、市場をリードする可能性が高い。

Solaxy 公式サイト｜X（旧Twitter）｜Telegram

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