ソラナ発ゲーム機「Play Solana」、先行予約販売をスタート

暗号資産(仮想通貨)のソラナ(SOL)ブロックチェーン発のWeb3.0ゲーム機を開発するPlay Solanaは24日、新たなポータブルゲーム機「Play Solana Gen1(PSG1)」の先行予約を開始させた。
同社が発行する非代替性トークン(NFT)「Player1」所有者は、48時間(または売り切れまで)限定で同デバイスを199ドル(約2万9000円)で予約注文できる。
決済は、ソラナ上のUSDCまたはクレジットカードを使用して購入できる。購入者には、譲渡不可のNFTである「Soulbound PSG1 NFT」が配布される。
ソラナ発Web3ゲーム機
「Play Solana」とは、ソラナブロックチェーン初のWeb3.0版ゲーム機となる。
外観はゲームボーイのような見た目となっており、仮想通貨ウォレットやブロックチェーン技術が統合されているのが特徴だ。
同社は16日、新たな製品や特別な特典へのアクセスを可能にするNFT「Player 1」を発売。
ローンチは、大手NFTマーケットプレイスMagic Eden上で実施され、ローンチからわずか数分で完売した。
同デバイスの販売はこれまで、このNFTを保有してるユーザーのみに提供されている。すでに優先およびホワイトリスト分の販売が完了し、今回の先行販売へと移行されている。
今後は、NFTアートの公開や、NFT保有者と同デバイス予約者限定のDiscordチャットも開設されるという。
Web3ゲーム機が続々誕生
仮想通貨業界では近年、ソラナだけでなくビットコイン(BTC)やスイ(SUI)を基盤としたWeb3.0ゲーム機も誕生している。
ビットコインを基盤としたゲーム機「BitBoy(ビットボーイ)」は、Play Solanaと同様にゲームボーイな外観を持ちながら、仮想通貨ウォレットやブロックチェーン技術が統合されている。価格は、500ドル(約7万2000円)だ。
また、スイを基盤としたゲーム機「SuiPlay0x1」は、Web2.0およびWeb3.0ゲームのプレイできる携帯ゲーム機だ。
3日には、2025年発売に向けた予約注文を開始。注文価格は599ドル(約8万7000円)で、予約者には限定の特典の配布なども予定している。
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