メタプラネットがビットコイン追加購入、保有量は4,525BTCに

暗号資産ライター
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Daisuke F.
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監修
暗号資産ジャーナリスト
Naoki Saito
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最終更新日: 
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メタプラネットは14日、ビットコイン(BTC)を追加購入した。

同社は日本初かつ唯一の上場ビットコイン財務企業として知られている。マイケル・セイラー氏率いるマイクロストラテジー社と同様の戦略を採用し、ビットコイン保有を積極的に拡大している。

メタプラネットは、革新的な株式および負債による資金調達戦略を活用し、株主価値の最大化を目指している。今回の購入は319 BTCで、約2,630万ドル(約37億8,000万円)相当である。

ビットコイン保有拡大の背景

今回の追加購入により、メタプラネットの暗号資産(仮想通貨)総保有量は4,525 BTCとなった。これは同社のビットコイン保有量を大幅に増やす計画の一環だ。

購入が行われた時期は、米中間の貿易摩擦が高まっている状況と重なる。このような地政学的緊張は市場全体に影響を与え、おすすめ仮想通貨のような安全資産への関心を高めることがある。

また、メタプラネットによる購入前にはビットコイン価格がわずかに下落しており、戦略的な買いの機会と捉えられた可能性もある。

メタプラネットの成長戦略と将来展望

メタプラネットは、債券発行や新株予約権など多様な資金調達手段を活用する。これにより、株主価値を希薄化させずに資金を調達し、積極的なビットコイン購入戦略を支えている。

同社は業績を測る指標として「BTC Yield」を用いている。これは1株あたりのビットコイン保有量の増加率を示すもので、2025年第1四半期は95.6%、年初来では6.5%を報告した。

特筆すべきは、2025年の年初来利回りが108.3%に達したことだ。

メタプラネットは、2025年末までに1万BTC、2026年末までに2万1000BTCの保有を目標としている。「210 Million Plan」を策定し、最大2,100万株を発行する計画で、これまでに約350億円を調達した。

最近では、エリック・トランプ氏を戦略顧問委員会に迎えた。これは、同社のネットワークとビットコインに関する専門知識を戦略的に拡大する動きを示唆している。

今回の購入により、メタプラネットは世界で9番目に大きなビットコイン保有公開企業となり、アジアでは最大の保有企業となった。同社の戦略は、定期的な仮想通貨の積立投資の手法を機関投資家レベルで実践している好例といえる。

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