Sui、ビットコイントークンLBTC登場|非EVMチェーン史上初

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ビットコイン(BTC)の流動性ステーキングを提供するLombard Financeは6日、同プロジェクト発行の流動性ステーキングトークン「LBTC」をスイ(SUI)ブロックチェーン上に導入した。

これまでLBTCは、イーサリアム(ETH)、Bese、BNBチェーンなどのイーサリアム仮想マシン(EVM)互換チェーンでのみ利用可能だった。

今回の導入は、LBTCが初めて非EVM互換チェーンに統合されたケースとなる。

LBTCとは?

LBTCトークンは、ビットコイン保有者が保有資産を売却せずに、分散型金融(DeFi)アプリケーションで活用(担保や元本)できる仕組みを提供している。

現在、LBTCは約20億ドル(約2,940億円)の流通量を記録しており、その約70%がAaveやMorphoなどのDeFiプロトコルで活用されている。

預入されたBTCは、ビットコインのステーキングを実現する「Babylon」に対して入金および運用される。Babylonは先日、独自トークンBABYのローンチとエアドロップの実施を発表した。

今回のSuiへのLBTC統合は、Babylon LabsとCubistを含む大規模なコラボレーションの一環であり、Suiブロックチェーン上でのビットコインの存在感を高めることを目指している。

BTCステーキング「Babylon」、BABYのエアドロップ実施へ

報酬プログラムも実施

Suiブロックチェーン上でのLBTCの展開により、ビットコイン保有者はステーキング報酬を獲得しながら、同ブロックチェーン上のDeFiプロトコルでLBTCを活用できるようになる。

同ブロックチェーンは現在、約13億ドル(約1,911億円)の預かり資産額(TVL)を誇っている。

LBTCは、スイウォレットやPhantomなどの主要な仮想通貨ウォレットでサポートされる予定だ。さらに、Cetus、Navi Protocol、SuiLendなどの主要DeFiプロトコルとの統合も進められている。

また、Lombardは今後、独自のインセンティブプログラムの実施や他の非EVMネットワークへのサービス拡大も検討している。

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