コナミ、アバランチにNFT取引所を展開|日本円決済に対応

大手ゲーム開発企業コナミデジタルエンタテインメントは20日、同社が開発するNFTマーケットプレイス「Resella(リセラ)」をアバランチに立ち上げると発表した。
同プラットホームは、日本市場向けに作成されたNFT取引所となっており、ユーザーは暗号資産(仮想通貨)やWeb3ウォレットを必要とせずにNFTの作成や売買ができる(日本円決済に対応)。
また同プラットホームは、アバランチのサブネットを活用することで、ユーザーへガス代を請求することなく、快適な処理環境を提供する予定。
ゲーム企業をNFT市場へ
同社は、2006年に設立され、コンピュータゲームやキャラクターグッズの開発および販売を行う企業。これまで、実況パワフルプロ野球、遊戯王デュエルリンクス、メタルギアなどの主要なゲームを世に輩出してきた。
同社は、Resellaを開発することで、ゲームに焦点を当てた企業やブランドをNFT市場に取り込むことを目指している。
具体的な施策としては、ゲームと連携されたNFTの作成、特別なゲーム内コンテンツの提供、イベントチケットのNFT化などが考えられている。
相互運用性と拡張性に優れたネットワーク
アバランチ(AVAX)ブロックチェーンは、相互運用性と拡張性に優れ、金融の民主化と次世代の分散型アプリケーションの実現に重点を置くネットワーク。
AVAXトークンは、執筆時点で時価総額は100億ドルを超え、多くの仮想通貨取引所でも取扱がある。
サブネットは、同チェーンの処理環境を利用し、企業や個人が独自のブロックチェーンやアプリケーションを構築できる機能を持っている。
これまで、大手ポイントサービスPonta(ポンタ)の運営会社、米大手銀行のCiti(シティ)、有名ゲームであるメイプルストーリーはども同サービスを利用したサービス開発をしている。
また、サブネット下での開発を促進するために、ノーコードでブロックチェーン開発が可能となる「Ava Cloud」や通信環境の改善を狙う「FireWood」なども導入されている。
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