コインチェック、TORICOのイーサリアム財務戦略を支援

イーサリアム(ETH)
Sui DeFi Researcher / Scallop Ambassador
監修
最終更新日: 

国内暗号資産(仮想通貨)取引所大手のコインチェックは16日、株式会社TORICOが掲げる「日本一のイーサリアム運用会社」という目標に向けた支援を開始すると明かした。

同社は、法人および機関投資家向けサービス「Coincheck Prime」を通じて、TORICOのイーサリアム(ETH)の取引や管理、運用業務を包括的にサポートする。

TORICOは東京証券取引所グロース市場に上場する企業であり、今回の連携は企業の財務戦略における暗号資産活用の新たな事例となる。

収益を生む「稼ぐ財務」への転換

TORICOが進める財務戦略は、単に資産として保有するだけでなく、運用によって利益を生み出す「稼ぐ財務」モデルだ。

具体的には、イーサリアムのステーキング機能を活用することで、インカムゲインの獲得を目指している。

ステーキングとは、暗号資産をブロックチェーンネットワークに預け入れることで報酬を得る仕組みであり、イーサリアムでは年率3%程度の利回りが期待できる。

ビットコイン(BTC)と比較して、イーサリアムはDeFiなど多様な運用手段が存在するため、企業にとっても柔軟な資産運用が可能になる。

TORICOはこの特性を活かし、安定的かつ継続的な収益基盤の構築を図っている。

法人向けサービスの需要増加

仮想通貨取引所コインチェックが提供する「Coincheck Prime」は、預かり資産や取引高が1000万円相当額以上の法人を対象としたサービスだ。

大口のOTC取引や、専任担当者によるカストディサービスを提供し、セキュリティと利便性を両立させている。

今回のTORICOとの連携は、新しい価値交換を身近にするというコインチェックのミッションを体現する動きと言える。

また、TORICOはSBI VCトレードとも提携しており、複数の取引所を活用してリスク分散と運用効率の向上を図っている。

国内市場において、企業が暗号資産を投機的な対象から、管理された運用資産へとシフトさせている現状がうかがえる。法人が安心して暗号資産を保有・運用できる環境が整いつつある中、こうした事例は今後も増加する可能性がある。

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